第66話 こぶとりじいさん
辰五郎師匠はガンでもう長くない。入院も拒み、タバコをふかしながら山野を散歩している。ある日、銀色の小人たちに囲まれた。彼らは落語を聞かせろという。しゃあねえなと得意の子別れをぶつと、彼らはお礼だと言って師匠を円盤の中に招き入れた。きれいさっぱりガンが消えて、タバコがうまいらしい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます