ガチでやってみたかった

ニュアンス

ガチでやってみたかった

ガチでやってみたかった

一度もやったことない

信じたこともない

人に認められる作品を

僕はガチで書いてみたかった。


少しずつだった。

初めて一歩目を踏み出す勇気を胸に注ぎ

野望の野原に大きな木になる種をまき散らす。


僕は強くなりたかった。

昔は絶望を味わってしまい、

だが強化の願望に間違いはない。


今の僕じゃ、

だめなんだ。

まだ僕はだめなんだ。

差を見て絶望を感じるんだ。

今の僕じゃ、

夢みたいなんだ。

達人より上の存在を憧れ、

それになりたいことが。


もしもいつか、

僕は自分の憧れる達人を超えられるように

なってしまったら、

この詩を書いたことを

懐かしく思おう。


まだ今の僕には

だめかもしれない、

努力する必要があるかもしれない。

だが、

振り返す時が来れば、

自分に弱い時があったと

絶対に覚えたく、

恥に思いたくない。


寧ろ弱い時の自分が

自分以上の人にまっすぐに挑むことの

戦闘を使命にした自分を

僕は尊敬したい。


ナイスファイト、

よくやった、

安らかに記憶に眠れ、

そして未来の俺のプライドに

棘を刺せ

強くなっても鼻が高くならないように

誇れ。

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