第18話 小説の役割

『涼宮ハルヒの直観』が発売とのニュースがありました。

9年もの沈黙を破り、満を持しての登場です。


 僕自身はエヴァンゲリオン以降アニメから離れていたのですが、

たまたま観た『ハルヒ』にはまり、下手ながら自作の小説を書くにいたっております。


 そのハルヒ以降は、アニメの類似表現等に飽きが来て、またまた離れていました。


 世間的には映像からの影響があまりにも大きいのですが、中身の部分はやはり文章表現が握っていると思っております。


 テレビや動画を付けながら他事をされることがみなさんもあるかと思いますが、

そのとき手を止めて画面に目を移すのは、なにか引っかかる言葉が耳に入ってきたからではないでしょうか。


 その耳に引っかかる言葉を作るのが演者のコメント力、作家のシナリオ力なのでしょうね。


 なにかひとつの設定が当たると、爆発的にその他にも広まりますが、そのテンプレの大元を作るのは大変なことです。

 一本の作品の中でもひとつの良い設定や印象的なセリフがあると、それはもう100年経っても後世に語り継がれることでしょう。


 電磁データだと、100年経てば再生する機器がないというリスクがありそうです。データ自体も壊れているかも知れません。


 紙媒体ならしぶとく生き残りそうです。人の目に触れる機会も多いでしょう。



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