悪魔、岩、存念

Joyman

落日

人間に擬態する化け物

山の頂上に小さな墓標がたっていました。

毎年午後6時半、蒸気船がうなりをあげます。

公園の灯りが消えていました。

電池の故障でしょうか?

僕達の空元気が街の光をかたどります。

やはり山の頂上では、鐘の音が響いていました。


僕がいました。

僕の名前はだれかを助けます。

僕の名前には、光、という感じが入っているみたいです。

運河に到着しました。

天頂には魔が差しています。

空気は岩のようにかたく僕におそいかかり、そのまま夜が消えました。

やはりやはり山の頂上では、鐘の音が響いていました。

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