星拾い -あとがき-

 七夕用!

 たぶん!


 モチーフになったのはシーシュポスの岩、あるいは日本なら賽の河原ですね。

 死後、永遠の労苦を課せられる物語は、手塚治虫の『火の鳥』でも翻案されて登場していました。


 有名なモチーフなので、オチに使うには弱かったかなあ。

 主人公の来歴なんかを伏せたのは、理屈っぽくなると雰囲気を壊すかと考えたからです。


 話自体は陰鬱で、楽しい結末は迎えません。

 不愉快だと思われた方がいたら、申し訳ないです。


 ただ、次の自分に仕事を継いで行けるのなら、救いがあるのかもしれません。

 少しですけれど。


 星がまた子供に戻るようだと、無限ループですね。

 そこまで書くかは迷って、ボカしました。





 初投稿 : 2020. 6

キャッチ : 老人は星を拾う。いくつでも、何度でも。

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