白い雲の記憶 -あとがき-

 この話は、西木 草成様の自主企画「GWの終わりは、三題噺とともに。」へ参加させていただいた時に書いたものです。

 西木様のページは以下の通り。


https://kakuyomu.jp/users/nisikisousei


 3語のセットが3つある中で、私は『白い雲・蜘蛛の巣・落とし穴』のお題を選びました。

 題を見てパッと目についたのは、雲と蜘蛛の相似――駄洒落ですね。

 白い雲なんかは爽やかなイメージですが、私にはどれも少し不吉なものに思えました。

 真っ黒、と同じく、真っ白ってのも不気味ですよね?


 そして出来たのが、これ。

 コメント欄では、「また虫だ!」なんて言葉ももらったような。


 この短編はのちに、『高層の蟻塚』という長編へと発展しました。

 短編を長編化するのは、よくやるんです。




 初投稿 : 2019. 5

キャッチ : 真っ白な雲を見た。穴の底から。

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