ただし魔法は尻から出る [252文字]

「君に告白しなければならないことがある」


「えっ……(トゥンク)」


「実は、僕はこの旧校舎に眠る真のトイレで用を足す事により、特殊能力に目覚めるんだ 」


「えっ……(ガッカリ)」


「多分もうすぐ、世界の終わりがやってくる。僕が無敵の山田になれば、きっと世界も救える筈なんだ」


「む、無敵の山田くん……(ソワッ)」


「じゃ、ちょっとうんこしてくる!」


「(ゾワッ)」




《おまけ》


「いやー、新のトイレだと思って新校舎のトイレでいくらうんこしても無敵化しないと思ったら、“真“のトイレだったとはね、はは」


「やめろ」




お題:無敵の山田くん・告白・真のトイレ・ギャグコメディ

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