魔王は暇なり
「あ゛ーーーー暇なんやけどーーサキュー構えよーーー」
どうも、魔王や!突然なんやけどめっちゃ暇なんよ!城の中にあるでっかい書斎で書類整理しとったんだけど、終わってまったから、秘書のサキュに構ってアピールしとるんやけど…
「………。」
スルーなんよ!表情ひとつ変えんと作業しとるんやて!うち、泣くよ??
「サキューーねえってばぁ」
「うるさい。黙って仕事終わらせろ。」
「終わったもん。」
「んじゃ、追加持ってくるわ。そしたら、静かになるんとちゃう?」
「いややぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「暇なんやろ?ちょうどええやん。」
「ふぇぇぇ…サキュがいじめr「いじめとらん。この量が普通なの。」…うぅ(T_T)」
「この書類たち終わらせたら、なんか作ってやるからがんばれ。」
「それ、ほんと?うち、頑張るでな!人里の“クレープ”っていうの食べたいわ~」
「勇者がもうすぐ遊びに来るから、聞いてみる。」
まじ?!ゆーくん来るの?!ますます頑張らんといかんわ!!
「がんばれ!サキュ!!うちのおやつの為に!!」
「おいwwまずはマノース、あんたが頑張るんだよwww」
「任せんしゃい!!」
おやつの効果は偉大でうちは即、書類整理終わらせたのであった。
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