第30話春雷

今日から仕事が始まります、私は起きたらご飯を食べて眠ります、いえ、違いますよ今日は心機一転しますから寝てなどいられません野良の魔物を懲らしめるのです。。

最近遠くまで出かけていない気がしますから、四角い箱の乗り物で遠くまで行ってみます、自由に乗ることのできる呪符を持っていますから、呪符の魔力のある間はどこまでも行けますよ。

どこに行くのかって行き先は箱任せですよ、空から落ちてくる白いのは雪でしょうか、でも箱の中はとても暖かく、椅子に座って揺られていると日差しが気持ち良くて「ふぁあ」魔法のように眠気が。

いつの間にか揺れがおさまりました、ああ今気が付きました、なんの装備も準備していません、これではどこにも危険で出かけられませんね。

残念ですが出直しです、あれ?、乗った場所に戻ってますね、きっと何かの魔法が掛かっていますね。

前の方に馭者が居たんですね気が付きませんでした、気配を消していたんでしょうか。

空が光って大きな音がします、攻撃魔法でしょうか、装備無しでは危険ですからどうしましょうか。

衛兵さんが迎えに来ましたこれで城に帰れます、馭者さんが念話で呼んだのですね、どうやら雨も来ました、また会いましょうね。

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