出席番号 3番 私の夢
ありきたりですが、卒業文集ということで私の夢を語ろうと思います。
私の将来の夢は中高の国語の先生です。
でも実はずっと小学校の先生になりたかったのです、中学校入学までは。
なぜ私が小学校の先生になりたかったかというと、とても優しくて生徒に寄り添ってくれる先生に出会ったからでした。
隣のクラスの子が給食を完食出来ず、昼休みまで居残りをしている中、私のクラスでは、無理に食べなくていいよっておっしゃる先生のおかげで給食の時間が苦痛なものではなくなりました。
中学受験を控える私のために、私の苦手だけを集めた算数のプリントを作ってくれたり、特別に教えてくれたりしました。そんな生徒に寄り添える小学校の先生に憧れて、小学校の先生になりたかった私が、今は高校の先生になりたいのです。もうお分かりですね? 幼い日の綺麗な思い出を上回ってしまうほどの(比べるものではないけど)素敵な先生方に出会えたのです。
先生方は学級委員長である私をいつも助けてくださいました。
合唱コンクールの練習を小さな声しか出さず和を乱す生徒や、球技大会を毛嫌いする生徒に困っている私を見て、先生方は彼女たちを注意してくださいました。
お陰で彼女たちも本気で取り組めたのだと思います。
国語や社会の授業では積極的に生徒の意見を引き出し、比較的アクティブラーニングの方針が進んでいる学校だったと思っています。
おかげで、私は意見を言語化して発信することに楽しさを見出だし、国語が大好きになりました。
だから私は、この学校の先生方を参考に、新しい方法で生徒を成長させられるような、国語の中高教師になりたいのです。私の授業で国語が好きになるような生徒が1人でも多くなるような、そんな教師になりたいのです。
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