勉強
「やっぱり愛華さんって天才だよね!」「頭の造りが違うのよ!」
俺は常に学年1位の座に座ることは出来ない。何故かと言うと
「あれーまた2位なんですかーあの頭の良い海堂君が2位なんですかーじゃあ〜1位はあれー私!」
もちろん俺と2人きりの時にしかこういう事は言ってこない。ただ俺は知っている。こいつが毎日夕食後3時間勉強に取り組んでいることを。だけど愛華は周りの人に聞かれると
「たまたまですよ!運が良かった!」
誰もがみんな自分の努力を認めてほしいのではないか。
「おい愛華、お前努力してんのに他の人からは頭の造りだとか言われてるぞいいのか?」
「まぁいーんじゃない、だって秀は見てくれてるんでしょ。私の頑張ってる所。なら他の人の評価はいらないかな。」
「あ.......そうか」
「あれーもしかして照れちゃったかなー万年2位の海堂君~」
「別に照れてない。」
「またまた~」
なんだかんだ色々煽ってきたりもするけどこの幼なじみの事はべつに嫌いじゃない。
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