前に勤めていた液晶パネル工場で、複数の試作ロットが流れて来て、検討箇所5箇所(例えばABCDE)パラメーターが5つとして、
Aは3が高評価
Bは1が高評価
Cは2が高評価
Dは4が高評価
Eは5が高評価
なる結果を得た
検討箇所以外は従来の状態です
(当然その手の試作はウチが勝手にやるわけではなく、発注元が試作ロットを持ち込んで来て流しに来たんですけど
で、Aは3、Bは1、Cは2、Dは4、Eは5に振ったパラメータでフル生産に入る「よっしゃ!ベストメンバーや!」
結果はロット全滅、ロット全滅、ロット全滅、ロット全滅
止めて止めて!全工程止めて!な大騒動
途端に暇になったので、工場建屋から事務所へ歩いて行って、品管に「毎日毎日朝から晩まで化ける程液晶パネル作ってんのに、なんで今更ロット全滅なんて起こるんでしょうねぇ?
と嫌味言いに行ったけど
ねぇ?じゃねえよ、発注元がその「ベストメンバーや!」の試作ロットを流す事を怠ってたやないけw
手抜きすんなや発注元様
(まぁ、ウチら下請けなんで、発注元がコレで作れと言われたらそのまま作るからね
知らんがな
作者からの返信
工場は渡された条件の維持管理が仕事ですからねえ。管理していた条件が間違っていても、どうにも出来ない
本当にそれなんですよね。開発で改良とか検討はやっとけと。商用ベースになったら変えるの大変なんですよ。。何のためのデザインレビューだと。。
製品開発でも試験法開発でも。改良は慎重にかつ迅速に証拠残して先にやっとけと言いたいです。
製薬で試験法開発の修正とルーチン試験をしてるのですが、上流の部署で馬鹿なミスで重要なところを間違えてたり、説明書と違うやり方に検討しないでいきなり条件変えてたりすると、本気で殺意が湧きます。結果が変なことになる理由はそれだったりすることが多くて尚のこと。。
試験法開発でも、製品開発と同様、デザインレビューの制度を入れてくれ本当にと思ってます。。DRしてても誤魔化したりで後から様々発覚するのはあるのですが、あるとわかれば少しは慎重にやると思いたいです。。
作者からの返信
業種は違えどどこも似たようなことがあるのですね。弊社ではDRはやったという事実だけを求めて、中身はないものになっております。