第289話 用語解説48
品質管理部なら知っていて当然な単語を解説
・作業着が化繊
溶接作業ではスパッタが飛んできます。
化繊の作業着だと穴があくし、そもそも燃えやすい。
なので、作業着は綿100%の物を支給されるのですが、小さい会社になるとそうでもない事があります。
流石に大手はそんなことはないとは思いますけど、どうなんでしょうかね?
監査時に指摘事項にはあげたりしませんが、改善したほうがいいよとはアドバイスをしておきます。
もっとも、会社の作業着を変更するとなるとそれなりに大変なので、アドバイスが活かされたことはありませんが。
品質というよりも安全のお話でした。
・とある部品メーカー
本来は口の堅いはずのお客様も、はらわたが煮えくり返る程の酷さで、どこかに愚痴を言わなければ精神が保てなかった様子。
まあ、ニュースになっていないから、違う業界の人にはピンとこないでしょうけど。
ここで具体的な社名を明かす訳にもいかないので、黙っておきますが。
っていうか、この話はフィクションですので、実在の会社ではありません。
東西新聞くらいには架空の会社です。
いやー、同業他社からもぼろくそにけなされていましたね。
よっぽど性能が悪かったのだろうか?
真実はよくわかりません。
この不景気で色々な会社が無くなってしまえば、きっと話せるときも来るのかとは思いますが、今は自分の胸にしまっておきます。
あ、自分の余命が一か月を切ったら、全部暴露してしまうかもしれませんね。
フィクションですけど!
・店長が強姦事件を起こした外食企業
ツイッターで答えを呟いてます。
実際には強姦強盗事件なので、もっと酷い。
まあ、とある車両メーカーの従業員が博打にはまってなんとか団に追い込みをかけられたのをきっかけに、対立組織にげそをつけるというジョブチェンジして、数年後にあんな事件を起こしてしまったのもあるのですが、それはもう退職後だから車両メーカー関係ないよねってことで、そのメーカーの車にも乗っていたりしますけど。
外食企業の方は、また社長の怪文書が店頭に飾られるのでしょうかね?
・引き継いだ製品で設計不良
品管泣かせ。
商権を手放した方の企業は、その後の不具合なんてしったこっちゃないので、木で鼻を括ったような対応をされます。
当然、お客様はお前の所でなんとかしろとおっしゃいます。
設計も営業も逃げ出します。
まあ、どうにもならなくなったら、品管も逃げ出すんですけどね。
やってられません。
・モックアップ
車の模型。
最近でも作っているのかはしりませんが、昔は結構やっていましたね。
モックアップで使用する部品を何度も受注しておりました。
色々と言えないことが多いので、このくらいにしておきます。
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