『詩輪』【詩】【4700編目】

片喰藤火

詩輪


 終わらせたくない思いから


 永遠に憧れてしまう


 永遠に続ける事は出来ないから


 託したい思いに駆られる



 積み木のように積み上げて


 迷路のように彷徨って


 言葉を張り巡らせ


 意味を創作して連なった詩が


 輪っかのようになっていく



 言語を越えたその先の


 直感を信じて繋がって



 意味を越えたその先の


 解釈の自由を楽しんで



 詩の輪が鎖のように連なって


 最初と終わりが分からなくなる



 その輪っかが無限に繋がりあえるような


 永遠の理想を誰かに託したい



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『詩輪』【詩】【4700編目】 片喰藤火 @touka_katabami

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