episode.『01月17日(日)/01月18日(月)』



自慢話をさせてください


うちの兄貴の話です


11歳離れていて


性格はよくわかりません


勉強も運動も何でもこなせる


頭が良くて賢くて


機械に強く料理は本格的


オシャレでセンスがある


ボケやリアクションは面白く


融通が利く


兄の事を誰に聞いても


優秀の一言が返ってくる


私が最も尊敬している人です



      ※



兄の家はほとんど喫茶店と化している


炭酸を作る機械


コーヒーメーカーを外国から取り寄せ


エスプレッソは本格的


蕎麦は手打ち


ラーメンは煮卵、鶏ガラスープ、焼豚に至るまで手作り


ピザも窯から取り出す道具さえ扱う


プロジェクターでゲームをしたりと、大迫力の映画鑑賞


あんた、かっこ良すぎだよ



      ※



私にとっての友達の定義は


気を遣わなくて済むこと


腹を割って話せること


嫌いにはなれないこと


そして友とは


なろうと思ってなれるものではなく


自然となっているものである


話し合い、相手を知り、時を重ねて絆を深める


喧嘩をしても、疎遠にならず


関係を継続していられる


それが友だと信じています



どんな人に気を遣おうとも


友の前では、ほんの一部でも素を曝け出せる


どんな暗い話であろうとも


親身になって問題点や解決策を提示してくれる


相手のどんな面を見ても


愚痴や本音を暴露されても


傍にいて苦ではない


仲が良すぎれば


喧嘩などしない


どこまでも信用できて理解できる


それが私の友達です



      ※



笑わないと言われても


私は決して夢を語らない


お前には無理だ


お前ならできる


まぁ頑張れ


決めつけ、無責任、無関心


反応は大体この3択


否定されれば傷つく


応援や期待は首を締め


雑な扱いは見捨てられた気分


叶わなければ


夢は虚しい妄想でしかない


だから夢を語るのは


叶って良かったの一言でいいよ


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