入学

「皆さん、合格おめでとうございます。これで皆様はこの国一番の学校に入学できたエリートでございます。しかし安心してはいけません。3ヶ月後にはクラスが変わり、対抗戦も始まります。くれぐれも練習を怠らないでください。」

今俺たちは巨大なホールにいる。ここでこれから3ヶ月はクラス分けのテスト兼実習だそうだ。

「これから3ヶ月はいくつかのグループで実習訓練をします。危険はありますが教師もいますし、それにルークさん達と戦ったんですから大丈夫でしょう。彼らはベテラン冒険者ですからね。」

どうりで連携が上手かったわけだ。

「そうそう、加減はしてくださいね。修理大変でしたので、なるべく被害は無いようにしてください。」

こっち側を見て言ってるよ。

「それの訓練もしたからね。」

大丈夫そうだな。

「では親睦を深めることも兼ねて、自己紹介行きましょうか。」


………………帰り道の会話……………

レ(レン) キ(キース) フ(ラファ) ミ(ラミ) ユ(ユウキ) シ(シャルル)

……………………………………………

レ「3ヶ月ってなにやるんだろ」

ユ「魔物と戦うとかじゃないかな?」

キ「問題ないな、余裕で戦えるぜ」

フ「油断は〜」

ミ「禁物〜」

キ「そうだな、レンに頼んで特訓しなきゃ」

フ&ミ「!?」

シ「どうされました?」

フ「なんでも」

ミ「ないよ」

シ「ふーん、ところでレンくんはどんな訓練してたんですか?」

レ「魔力の訓練とか、最近は剣の練習をキースと」

シ「なるほど(察し)」

レ「ユウキはどんな訓練を?」

ユ「僕も同じさ、魔力制御を結構多めにね、シャルも見ててくれたし」

フ&ミ「シャルルちゃんどうだった?」

シ「んー、あなた達と同じかもね」

フ&ミ「!?」

シ「それよりどうかな。今度の休み3人でどこかいかない?」

フ&ミ「わかった!色々教えてね」

レ「……」

キ「?」

ユ「シャルが打ち解けられていて嬉しいなぁ(ニコニコ)」

ユ「レンくんも心配ないよ。君がしている心配は多分杞憂に終わるさ」

レ(お見通しか、勇者組2人は察しが良すぎるなぁ)

レ「今度相談させてもらうよ」











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