魔法の勉強
現在、僕は図書室にいる。てゆうかここ来るのに7分かかったんだけど。何十人ものメイドさんにも会った。みんな美人だった。幸せな空間にいるんだな。神さまありがとう。
司書さんと一緒にこの世界のこと、スキルのこと、魔法のことについて調べている。
司書さんも超美人、どんだけ美人さんでてくれば気がすむのだろうか。
まぁ大歓迎だけどねっ!
この世界は前の世界とほぼ同じだった。1日は24時間、30日で1月、12ヶ月で1年。
違うところは1年が360日なことと曜日感覚がないこと、そして季節が2つということ。
この季節は春と夏の間くらいのちょっと暑い季節と、秋と冬の間くらいのちょっと寒い季節。とっても過ごしやすそう。実際過ごしやすいと記憶している。
今はスキルの詳細の本とステータスを照らし合わせて、自分と同じものを探していた。
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スキル
>使用魔力固定Lv.6 最大Lv.50
全ての魔法で使用する魔力を一定にする。
Lv.1で99
レベルが1上がるごとに使用魔力が1下がる。現在は94
>式化Lv.6 最大Lv.10
目視した魔法、スキルなどを式に変換する。
レベルが上がるほど式化スピードが上がり、複雑なものも式にできるようになる。
>解析Lv.6 最大Lv.10
目視した魔法、スキルなどを解析する。
道具に付与されている魔法、効果を見れる。
Lv.6までの隠匿、隠密スキルを看破できる。
>処理強化Lv.6 最大Lv.99
脳の処理速度、容量の上昇。
魔法の詠唱時間短縮(Lv.50で詠唱破棄)
(Lv.30で多重詠唱)
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自分のスキルを2時間ほどさがしたが見つからなかった。
このスキルはどうやら自分専用らしい。やったね。
そして、魔法の本も見たのだが式にはならなかった。解析も出来ず。
まぁそんな簡単にはいかないよな。
「お母様、魔法の勉強がしたい!」
っていう事でお母様にねだり、魔法を使える先生を呼んでもらって、
とゆう訳で、
「今日からあなたの先生になるアリシアです。よろしくです。」
ほいきた。先生も美人だった、どちらかといえばかわいいの方のベクトルですね。
のじゃロリではなかったが。
「アリシアは私の元上司の娘さんなの。あの人みたいにとっても優しいのよ。」
前から知っていたような口ぶりだ。
「私は、彼女が産まれて1年の時にあの人が連れてきたのを見たことがあるの。でもレンは初めて会うのよね。ご挨拶は?」
「はい、お母様。僕はヴァレン・セレスティです。これからよろしくね、先生。」
「むぅ〜、私の方が歳上なんです。子供を見る目で見ないでください!でも先生じゃなくてアリシアでお願いします。」
いやすいません、見た目6歳だけど中身アラサーのおっさんなのさ。
「アリシアかわいいなぁ」
「むぅ〜、自分の子供を可愛がるように言わないでほしいのです!」
おっとつい言葉になってしまった。でもそうか、口癖は「むぅ〜」なのか。それよりも
「アリシア先生、魔法見せてください!」
そう、今回の目的は魔法を覚えることであって決してアリシアをいじることではない。面白いが。
「え、あ、そうですね。私は魔法を教えるためにきたのです。じゃあ場所変えるのです。」
その声とともに周りが光ったと思うと別の場所にいた。草原だろうか、めっちゃ広い。
今のは多分転移なんだろうが、解析出来たんか?…出来ませんよね。こんな高度な魔法。
解析不能って出てきた。(´・ω・`)
まぁ今日は簡単な魔法覚えようと思ってたし、別になんとも無い。なんとも無いよ(泣)
「じゃあここら辺で撃つのです。」
なんか唱え始めたよ。 あ、炎でた。
『解析Lv.4発動 炎系下級魔法 フレイムピラー』
なるほどね。多分解析スキルはレベルによって解析できる魔法も変わるわけね。
新しい発見だった。
あれから結局3時間ほどアリシアの観察を…間違えた。アリシアの魔法の観察をしていた。
わかったことは、僕は上級魔法までなら解析できること。転移は深淵魔法の一つの空間魔法であること。アリシアの魔力も見えたが、赤と緑の色が見えた。本人曰く、
「魔法を使うには、それと同じ系統の魔力を持っていなくてはいけないのです。」
ということだ。基本属性は火、水、風、光、闇の5種類。さらに火、水、風には上級以上の魔法があり、それは炎、氷、雷だそうだ。風が雷になるのは全くわけがわからないが…。
あとは深淵魔法の、空間、時間、次元がある。これを使える魔法師は確認されているので3人のみ。2人は時間魔法、1人は空間魔法。ちなみにアリシアは申請に行っていないため、実質4人。もっといるかもしれない。
あとはアリシアが魔法撃ちまくったせいで草原が荒野になったのと、汗でアリシアの服が透けて妙にドキドキしたことくらいかな!
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