第2話 キャンプそして、今までのこと…
これまでの出来事
キャンプに幼馴染みと来ていた新と優愛は、キャンプに来ていたソロキャンプにきていた少女と出会った。
彼らはキャンプサイトへ戻りこれまでのことを話合っている。
「改めて久しぶり、兄さん」
にっこりとした顔で言う瑠菜に新は少し記憶を遡り思い出した。
「やっぱり瑠菜か」
「兄さん忘れてたでしょ?」
「えっと…そうでもないよ?」
「バレバレだよ?兄さん、でその子は?」
「幼馴染みの…」
「優愛、霧乃優愛」
「私は兄さんの妹の瑠菜です。今は名字が変わって一瀬瑠菜になってます。」
「にしてもあらたに妹がいたなんてな」
「言ってなかったか?」
「聞いてない初耳だ」
「別に隠してた訳でもないさ会わないと思ってたから言う必要がなかっただけだし」
「普通会うとは思わないし隠してたことも咎めることはないから」
「さっすが優愛」
「幼馴染みのことくらいわかる」
「二人とも仲いいね」
新と優愛の会話を聞いていた瑠菜が二人にそう言った。
「まぁだてに10年一緒にいるからな」
「うん」
「私たちが別々になったのが10年くらい前だからその頃からってこと?」
「あぁ引っ越した先が丁度、優愛の家の隣だったからな」
「あの時、うちの姉さんに地味に距離とってたよね」
「仕方ないだろ年上の女性と会ったことめったになかったんだし瑠菜くらいの年の子のほうがあったからな」
「あたしがよく友達連れてきたからね」
「だからそのときの姉さんあらたから距離とられたことが地味にショックだったみたい」
「そのあと懐いたらブラコンみたいになったよなー」
「確かに」
「んじゃ寝るか疲れたいろいろありすぎて」
「確かにそれじゃあお休み瑠菜さん」
「お休み!兄さん、優愛さん!」
それぞれ就寝のためテントへ戻った。
かくして生き別れた兄妹は再会を果たした。
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