ギターのFコード
ギターを初めて弾いた。結果、手が死んでしまった。
まずはコードと呼ばれる和音を練習するのだがこれが難しい。触ってるつもりの無い弦に指が当たってしまう。は? そんなとこ触ってねーよ! と、自分の指に何度もキレる。
しかし一度きれいに音が出ると、嬉しくてそのコードを何回も弾きたくなってしまうから不思議だ。何の曲にもなっていないのに。
ただ、Fコードだけは許さない。Fコードというのは初心者の鬼門と呼ばれていて、基本のコードのなかでは段違いで難しいものとされている。事実、難しかった。こいつのせいでイライライライラ。めちゃくちゃ変な手の形で指の筋がバグりそうだった。めっちゃ手とか指痛いし。舌打ちとかため息とかめちゃくちゃした。多分端から見てたら相当苛ついてて近づきたくない人認定されるレベルだっただろう。
そんなFコードだが格闘の末、それなりの音が出せるようになった。
やった!嬉しい!もう何回も弾いちゃう♥️
とはならず、弾けた瞬間、よし!終わり!もう二度とやらん!手、痛すぎ!!!死ぬ!
となってギターの練習を終了してしまった。
これからギターを続けるかはわからない。続けたとしても、一生Fコードのことは好きになれない気がする。続けなかったとしたら、それは全てFコードのせいだ。
Fコードとは、それほどに恐ろしい、鬼のようなコードなのだ。知らんけど。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます