あなたの人生に、お供。
テマツカ佐藤
森と幽霊(未完)
第1話
彼女と出会ったのは、初めてこの森に来たとき。
あるとき、車を運転中に迷ってしまい、適当に彷徨っていた。
俺の車にはナビを着けていない。半ば諦観の心持ちで走行を続けていた。
見慣れない地域まで来てしまい、どこかで休憩したいなと思っていた。
そんな時、この森を見つけたのだ。
なんとなく入ってみたいと思い、導かれるように湖まで辿り着いた。
妖精でも出てきそうな感覚に、俺は虜になっていた。
湖の周りを散歩し、辺りを見渡す。
程よく風が吹き、かなり心地よかった。
そのへんに寝転がり、しばらくうとうとする。
起きた後、この感じを忘れたくないと思い、カメラを手に取る。
周りの木々から撮り、次に植物、湖、最後に周辺を撮ったら、彼女の微笑んでいる姿が写り込んでいた。
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