unnecessary
手助けをしてくれてありがとう。
なんて、言ってる暇はないって言われちゃった。
当たり前だよね。不必要なんだから。
なにか、綺麗な赤を見て、でもちょっと黒くて、なんだか不思議な色をした液体。
どこからあふれてるんだろう?
散々言われてきたよ。
その都度望んでいたんだけども。
美しいなんて言われちゃいそう!
でもそれでもかまわない。
こうすることによって、開放感を得られるよ。
この世に居なくてもいいっていう、圧迫感を感じない。
いらない存在って、どういう存在なんだろう?
相談したって、返ってくるのは意味もなく励ます言葉。
望みをかなえさせてほしいのに。
殺してあげるよ。その意識。
自分でもわからないことってたくさんあるよね。
ありすぎて困っちゃうでしょ。
深く考えないで行動してる。
だから、ね。
みんなありがとうって。
望みの場所に導いてくれて。
みんな可愛かったよ。
だって、ね。
それでも終われなかった。
確かに終わったのに。
世界が守ってくれる。
無意味だというのに!
いらないよ。
不必要。
人間じゃない。
悪魔だ。
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