【作家向けの詩】くじけそうになったら

きっと、また笑顔

『辛いのは自分だけじゃない』

頑張るあなたはそんな言葉で

自分を追い詰めているかもしれない

『辛さはそれぞれ違うんだよ』

ひとりひとり辛いと感じることは違う

軽くできる方法も違う

自分と他人を比べてはいけない

我慢するための言葉を

自分自身に向けてはいけない

何故なら

この世で一番自分を追い詰めるのは

自分自身だから

確かに他人の言葉は

時に刃になるかもしれないし

重くのしかかって

息苦しく感じるかもしれない

それはね

他人だからなんだよ

自分のことは自分にしかわからない

どんなに共感を持ったとしても

目にみえるものではない

本当に同じなのかは

誰にもわからない

自分自身を心からわかってあげられるのは

自分だけ

どうか忘れないで

あなたが自分自身の味方でいられなくなったら

あなたは壊れてしまう

今がどんなに辛くても

誰かと比べてはいけない

『あの人よりはマシだ』

と言う言葉は時に自分を救うかもしれない

でもね

それは心の限界の合図なんだよ

ヘトヘトに疲れ切って

もう歩くこともできないのに

無理に先に進もうとする

その先に

『あの人よりもダメだ』

という波が押し寄せたら

あなたは壊れてしまう

そんな時はちゃんと自分と向き合って

『大丈夫？』

と自分自身に問いかけて

たまにはさぼったっていい

なまけたっていい

それは

心や身体が

『休みなさい』

というシグナルを出しているのだから

ちゃんと受け取って

ちゃんと休んで

大丈夫、あなただけじゃない

それはいけないことではない

人間だから限界があるの

人間の証拠なの

あなたは機械じゃない

辛く感じるのは人間の証拠なんだよ

そんな時は頑張らなくていい

どうか胸を張って

人間であることに誇りを持って

あなたを救えるのはあなただけなのだから