【ビジュアル系弁護士 シンゴ】#1 ✨💕😆🎶✨💕 『ラストソングは届かない』殺人事件 😱💦 天に代わって悪事を裁く❗❗❗❗❗

オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白

【ビジュアル系弁護士 シンゴ】

第1話 『ラストソングは届かない』

 俺の名前は織田 信吾シンゴ





 世界でただひとりの【ビジュアル系弁護士】だ。





 今は売れないビジュアル系バンド『ワイルド プリンス』のギター&ボーカルを担当している。




 ライブハウス『シャイニング ゲート』は全員総立ちの大盛況だ。



 俺たちは先日亡くなった『ル=シフェル』のギタリスト ユウキの追悼ライブをしていた。




 客席にはユウキの母親たちも招待している。


 俺はステージ中央に飾られていたギターを手に取り、高々と頭上へ掲げた。


「オッケー👍✨ みんなァ~ー

 先週、俺たちの親友だったユウキがっちまった」



「キャァ~ー😭💦」

 ユウキの女性ファンの悲鳴に近い声援が響いた。


「……」ユウキの母親も目に涙を浮かべている。



「こいつは、ユウキが最後に使っていたギターだ」

 ゆっくりと手にしたギターを構えた。




『キャァ~ー ユウキィ~ユウキィ~』

 ユウキコールが鳴り響く。


「ユウキィ~! お前のギター!!

 今、俺が預かってるぞォ~~~ー❗❗」

 俺は天に向かって叫んだ。


『ユウキィ~ユウキィ~😭💦』

 会場を埋め尽くす女子たちのコールが鳴りまない。




「そのユウキが最後に作ったラブバラードだ。聴いてくれ」

 俺はギターを静かに弾き始めた。




 追悼に集まったバンドメンバーらの演奏が始まった。



「『ラストソングは届かない』」





 このバラードには悲しい経緯いきさつがあった。



 『ラストソング』と言う曲名タイトルそのものの……




 ユウキの最後ラストバラードだ。





 ☆※。.:*:・'°☆※

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