第3話 王様ゲーム準備

「お、王様ゲーム?急にまたどうして?」

「急にしたくなったの!やろ?」

そんなことを上目遣いで言ってきやがる。

そんな目で見られたら断るもんも断れんだろ、、、

「、、、やるとしても2人じゃ出来なくないか?」

「それならーいい人見つけてきたよ!」

「こ、こんにちは、、、」

なんと驚いたこいつは袖宮梨々花。

このクラスでは1番の陰キャで一人で読書をしている地味なやつという認識だ。

何故一体亜美が袖宮と関わっているのだろう、、、と考えていると、、、

「なーんて面してんだよ笑笑そんな考えることか?」

「な、なんで祐がここに、、、」

こいつの名前は谷田部祐クラス1の陽キャで袖宮と正反対の性格で最近俺とよくつるむがイマイチ何を考えているのか分からないのが難点だ。

「なんでってそりゃ亜美ちゃんに誘われたからに決まってんだろー後梨々花が入るらしいしなー」

そ、そうだった袖宮と祐は幼馴染で親同士も仲がいいんだった、、、

「ね?これだけ居ればできるでしょ!」

元気よく亜美は言ってきてもう俺には反論する余地もなく

「、、、もう勝手にしてくれ、、、」

とやけ気味に言うのだった。

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