これから先の考えをある程度まとめていくか
さて二日間に渡ったコミケも終わって怒涛の年末進行にもようやく一区切りついた。
今日明日はようやくゆっくりできるのだが、学校の宿題や東大の入試対策なんかはしておかないといけないからそんなにのんびりとばかりはいられない。
去年までは正月三が日は初詣に行った後は、親戚が訪ねてきて挨拶をして、ポチ袋に入ったお年玉をくれたりするのを喜んでいただけだったが、来年は地方自治体などへのあいさつ回りもしないといけないかもしれない。
そうなると今回のように正装で回る必要が出てくるかもしれないが、もう身長も大きく伸びることはないだろうし、オーダーメイドテーラーの正月休みが終わって店が開いたら、洋装の準礼装としてタキシードや場合によっては正礼装としてのモーニングコートやホワイト・タイのオーダーメイドやそことは別に和装の紋付袴などや足袋などが必要だろうし、髪型やら時計、バッグ、カフスボタン、靴などにも気をつけないといけなくなるかもしれない。
さらにそういった場所での礼儀作法に始まって、社交ダンスや茶の湯の作法なども学ばないといけないかもしれない。
正直気が重いが、野球のオーナーやら高野連の最高顧問やらに就任した以上は、ある程度そういった階層と付き合いも必要になってくるだろうし、これからは北条先輩だけにぶん投げるわけにも行かない。
そうなるとコーディネーターやスタイリスト、マナー講師などを専門に雇わないといけないかもしれないな。
もう、お年玉をもらう必要はないのだけど、親戚のおじさんおばさんは多分くれるだろうから受け取ってまたお母さん預金となるのだろう。
ライジングや傘下の会社に対しては基本的には株は非上場の持株会社にして行くつもりだ。
株式を上場すれば資金調達が非常に楽になるのは事実だが、それにより株主最優先だとかになるのは避けたいからな。
そもそもアメリカの株主至上主義という風潮も古くからあるものではなく、アメリカ企業の株主至上主義は1980年代以降にようやく主流になったに過ぎない。
アメリカやヨーロッパでも企業を立ち上げたオーナー一族が経営する時代ではオーナーがそのまま株主でもあったのだけども、20世紀初頭あたりから専門家のプロの経営者に企業経営を委託した方が合理的との思想から、プロ経営者が創業者一族に代わって会社を支配するようになったのだが、プロ経営者が株主利益を無視して自分にだけ有利な経営などを行った結果、経営に行き詰まって、ウォーターゲート事件やロッキード事件などの事件を起こして企業価値を棄損させた結果、透明なコーポレートガバナンスを備えた株主の利益を重視する経営へとうつっていったのだ。
本来の株主至上主義は、企業活動の透明性・公正性を目指したものだったはずなのだが、日本では専門家のプロの経営者に企業経営を委託するという手順を踏まずに、いきなり株主最優先主義とかが持ち込まれたのだからそれは当然日本企業に馴染むわけがない。
一般に株主は短期的な株価上昇による利益や配当の拡大を求めがちで、経営者もそれに応じる方向へなりがちだがそれが粉飾決算へ繋がり、最終的にはリーマンショックのような世界的経済破綻を招いたりもする。
さらに顧客の好みなどを無視して企業の論理で売れるはずだという商品ばかりになり、基礎研究や従業員の待遇が悪化した結果がアメリカや日本企業の競争力低下と中韓企業の台頭でもある。
また、アメリカでも日本でも深刻な貧富の格差が明確になることで従業員の購買力が低下した結果として国内経済が停滞するのだが、中国という大きな市場を育て上げたと思ったらその市場から締め出されたアメリカ企業にはなすすべがなく、アジアやアフリカの経済的な覇権を奪われていったりもした。
日本における同族企業運営や終身雇用は江戸時代から続く丁稚奉公の延長のようなものであるが、それが必ずしも悪いわけではない。
無論、全面的に良いとばかりは言えない面もあり、今後は親族から非親族への社長交代が増えていくが、これは時代の変化による経営の高度化や高速化がある。
一昔前ならば優秀と見られる創業家の後継者が経験を積んで行けば、経営に対応できたけれども、OA化、IT化、グローバル化が進むと経営の変化についていけない創業家一族が増えていくのだな。
もっとも江戸時代の商人や職人がそうであったように血のつながった家族でなく、娘に対して婿入りさせて優秀な後継者を家に入れて苗字や財産を与えるという方法は、ほかの国では持ってない仕組みで、日本の財閥などが古くは江戸時代から長く残ってきた理由でもあった。
そして優秀なオーナー社長のいる企業は株主と経営者が分離していないため大胆な判断が可能で業績も好調であったりする。
ゲームの世界では陣天堂がまさしくそうだ。
ワンマンと言われながら明確なポリシーを掲げ、それを貫いたことで陣天堂は成功してきたのだな。
この時期からよく言われるようになった実力主義に関しても注意が必要ではある。
自分だけの評価や報酬だけを考えて仕事をしている人物は必ずしも、組織にとって優秀な人材とは言えまない、例えばプロ野球選手で、ホームランばかり狙い、必要な場面でも送りバントとかを一切しない三振が多い選手が優秀とは言えず、同様にチームの勝利よりも個人の成績だけ気にしているような人間は優秀と言えないだろう。
部下の成果を横取りして自分の手柄にしている上司なんか最悪だ。
まあ野球はそれでも個人の才能に依存するところが大きいし、ゲームに関していえば奇抜なアイデアでもそれをユーザーが受け入れて売れるようにでき、それをプログラムできる人材も大切なのではあるが。
そしてそろそろ少子化対策も本腰を入れるべきだろう。
本来的には自治体がサービスそのもので利益をあまり考えない、男女の出会いをマッチングする結婚相談サービスのようなものを行うべきだと思う。
利益を考えてしまうのであれば結婚相談所というのは相手が見つからないまま延々と利用してもらったほうが儲かるので結局はたいして役に立たないからな。
ただ職安が給与などの条件が悪い企業ばかりで、実際には就職情報誌などのほうが役に立つような状態だったりするように、あまりにも登録者の条件が悪すぎてもそもそも結婚にこぎつけられないだろうし結婚詐欺なども増えそうだから、サービスそのものは有料で身分証や年収に関しての収入証明を提示した上で一定の年収以上でないと登録できない、相手との年齢差は5歳以内限定とかにしたほうがいいとは思うけど。
幸いなのはこの時代はまだ親世代が皆結婚するのが普通の60年代に結婚した人たちで「若いうちの結婚圧力」が強いことだ。
この頃は特に女性に対してはクリスマスケーキ理論が提唱されていた時期で、24歳までに結婚できなければ25歳は売れ残りで半額売り切りセールになり、それを過ぎたら廃棄処分と言われていたりすることだな。
言い方そのものは差別的と言うか侮蔑的であれだが、実際に25歳までに結婚して子供を産めるようにするのは不妊を防ぐ意味でも大事だと思う。
そしてその後の生涯未婚率の上昇の一員は“結婚しない自由・子供を作らない自由”をマスコミが垂れ流したことにもあると思う。
独身の方が可分所得は多いのが普通だから、結婚しない女性が増えれば、ファッション雑誌に関係するアパレルなどはそれで一時的には助かったのかもしれないが、結局は若い人に非正規が増えて収入が減り、さらに若い女性が減ることで、アパレルは壊滅的な状態になったからどう考えても最終的には自分の首を絞めている。
とはいえ絶対に結婚したくないという人間や結婚しても相手が幸せになれないような人物まで無理に結婚させようとするのもかえって良くない状況にもなるだろうから難しいところだ。
結婚できて子供もたくさん欲しい家庭に大きな家屋を安めに提供し、独身の場合は大きな部屋を買ったり借りたりしようとすれば家庭持ちより高くなるようにすることなどが必要なのかもしれない。
後はフランスのように結婚と同棲の間のような事実婚も認めたりするべきなのかも。
これは船橋市とか夕張市でだけでも先行してできないだろうか。
いつでも関係を解消できるなら舅や姑が嫁を無料の家政婦としてこき使うということも簡単にはできなくなると思うし、その後結婚するかどうかは改めて決めればいいとも思う。
また、笹川氏のように複数の女性と付き合って、子供は全員妾の子供だとしても特に問題が起きないようにしていく必要もあるかもな。
この時代は愛人を囲う富裕層も決して少なくなく、マンションの一室と月100万の手当などを出す男も決して少なくない。
無論この富裕層というのは年収でいえば3000万円以上、金融資産でいえば1億円以上をもっていて、愛人のような“日陰”の遊びにじゃぶじゃぶとお金を注ぐことができるようなレベルだが、そういった男性の人口での割合は2%ちょっと程度のはずで、それなりの年齢の男性で150万人程度いるのは間違いない。
150万人がちゃんと第二の家庭をもてばだいぶ違うはずだ。
それ以下だと家庭の維持にかかる費用を崩してまで愛人を維持しようとしてメンタルがおかしくなっていくことが多く愛人にかけている金の「元を取りたい」と愛人への要求がエスカレートして、家庭を顧みなくなったりすることから愛人を作るというのはあまり良いことではないのだが。
愛人になるのは高級クラブのホステスなど水商売の女性やモデル、女優などの芸能関係、高級愛人バンクに登録しているスチュワーデスやレースクイーン、美人女子大生や短大生と言った所だ。
イスラムの一夫多妻制は男性が4人まで妻を持つことを認めているが、戦争で夫を失った妻子や孤児を救うためには複数の妻を娶ることを認められている。
ただし、妻を完全に公平に扱うことが求められ、それができないなら、一人だけにしておけとも言われている。
年齢の違う妻を娶って、家事はすべて若い妻が担当し、年をとった妻の方は育児などを担当するなどうまく役割分担をしていたりもするらしい。
マスコミは不倫を許容するくらいならば、一夫多妻をきちんと確立してきちんと父親に二人の女性の子供を育てさせるほうが良かったのだ。
ああ、企業買収に関しては日三自動車が買い取れたらいきなり電気自動車ではなくハイブリッドカーを推し進めたいし、日三自動車が買い取れたら週刊少年ホップの集英組をなんとかして買い取りたいな。
困ったら”トーナメントバトル”路線は早めにやめさせるべきだし、この時代の人気漫画家の追放や作品の無理な引き伸ばしとかによる漫画家のモチベーション低下などの漫画家の使い潰しもやめさせたいし。
何よりコミケで人気の漫画関係の版権が押さえられたら大きいし。
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