現状の少子化の原因が何なのかはっきり示すべきだろうな
さて、現状のままでは少子化高齢化が進んで、現役世代も大変になるということは示した。
じゃあなぜそうなっているのかも示すべきだろうな。
まあ簡単に言えば社会的システムとして人口維持に必要な結婚制度というものを固持しつつも、個々人の恋愛や結婚が、女性雑誌を中心としたマスメディアや広告代理店の流布する宣伝によるイメージに縛られ、自由恋愛バンザイと言う美名のもとで結局は恋愛や結婚が資本の論理に汚染されている状況を暴露するべきだろう。
まあそもそも恋愛に関して男性の草食化だと何とかは実はあまり関係なく、恋愛強者3割の法則では60年代から2020年代まで恋愛ができる男性はおおよそ2割、女性は3割でしかいない。
男性の割合は80年代後半まで2割でのままで90年代から2010年代くらいまでは25%くらいでその後また2割に落ちたが、女性は80年代前半には2割だったものが80年代後半に3割、90年代から2010年代くらいまでは35%くらいでその後は3割くらい。
まあ大雑把に言えば日本人男性の四分の三は恋愛がそもそもできないのだな、悲しいがこれが現実だ。
まあこれは俺も非モテの部類に入るからわかるけどな。
更に結婚願望のある男性は約4割でこの数字も実は60年代から2020年代まで対して変わらなかったりする。
で1965年には見合い結婚と恋愛結婚と比率が逆転したがそれまで40万件から50万件ほどだった見合い結婚の数はその後80年代には20万件、90年代には10万件を切り、2000年代には5万件を切ってその後も減少し続けたが、30年代には10万件もなかった恋愛結婚は60年代後半には45万件、70年代に65万件に達したがその後70年代後半から80年代後半は55万件に減少し、1990年代から2000年代後半までは60万件を維持したがその後は60万件割れが続き結婚数そのものが減少していった。
70年代前半まではお見合いや職場結婚で、ほぼ皆が結婚できたが、80年代は既に見合い結婚が少なくなったことで結婚できない男も増えているし、女性も短大ではなく大学に進んでから就職することが増えて初婚年齢が上がっていたりする。
また1970年代までは恋人として同棲したらたらそのまま結婚するというのが当然という感じでもあったがこれはまだこの時代は職業などにおける男女平等という概念がなく、賃貸住宅を借りるのも、電話をひくのも「男性の保証人が必要」であり、父親に頼るか結婚し夫に頼る必要があったという面が大きい。
また、男性もいい歳になっても結婚もせずに独身だとそれだけで「落ちこぼれ」扱いされる時代でもあったのでそういった、社会的圧力からも何とか結婚しなければならないという感じでもあった。
さらに70年代まではまだ洋服などの衣類は安くなく和裁や洋裁でお母さんが手作りで服を作るのが普通でもあり、外食もまだ高い店が多かったので家庭で自炊をしたほうが安く上がって結婚するメリットがあった。
それゆえ、ある程度の歳なら早くに結婚をせねばならず、結婚をするために何とか恋愛をして結婚にこぎつけるようにしたというものも多いように思う。
しかし1980年代になると恋愛と結婚は完全に別という意識が強くなり、恋愛してもそのまま結婚しなくてもよいという風潮になり、恋愛は恋愛として楽しんでもかまわないし、金のある男に貢がせるのが素敵な恋愛だと言うようになった。
ここで経済力だけで夫を選んだ妻は夫が育児や家事を手伝わないことに不満をもって”亭主元気で留守がいい”というキャッチコピーを使ったCMは、”前”では昭和61年(1986年)の流行語に選ばれたリもしている。
まあ現在はまだ高度経済成長が続いていて定年までずっと右肩上がりで給料が上がっていくと信じていたりするから、35年ローンで家を建てることに何の不安もなかったりするのだが、その幻想はあっさり壊れて住宅ローン破産者が激増したりもするわけだ。
あとは自営業や町工場、農家などのような家や土地を受け継ぐという人が減ってサラリーマンが増えたのもあるだろうな。
このあたりは物価地価が上がっても相続税の基礎控除額が2,000万円のままであるという問題なんかもあったりする。
とにかく雑誌における”男性がモテるためのテクニック”やら”彼氏と過ごすリッチなクリスマス特集”なんて言うことを広めて、若い男に馬鹿みたいに金使わせ、それで女性に彼氏を金で選別させるのをやめさせるべきだろう。
また、このころの会社では社員が結婚していることをプラスに人事評価する傾向が顕著にあったし、妻帯者の方が社会的な信用があったがそれは続けるべきだろうな。
無論職場での結婚などはしたいというカップルはどんどんさせるべきだろう。
フェミニストによるセクハラの問題は実際にそういったものもあるのだろうが、それで職場結婚が問題とするのもどうかと思う。
そもそもフェミ二ストが本来言うべき事は「女も男と同じ位働いて同じ位稼いで同じ位専業主夫の存在を受け入れよう」だと思うのだが。
ただ酒を飲ませてそのまま”お持ち帰り”で既成事実を作るというのは、会社の飲み会などでやるのは問題があるのでやめさせるべきだろうな。
婚活サービスでも男性の年収ばかりが取り沙汰されて、結局登録している年収が低い男性は相手にされないのでは意味がないが、このあたりもなんとかするべきなのだろう。
というわけでテレビto-kyoで女性雑誌や男性雑誌がやたらとクリスマスや恋愛などにカネを使うように持ち上げたり、男は女に尽くすべきみたいにしているのは、恋愛できない人間を増やすためだとか、フェミニスト達が自分たちの地位を向上させたいためだけで女性の利益を考えているわけでないということを放映した。
結局日本の少子化を進めた原因はマスコミだと気がついた人たちはそういった雑誌をバカバカしいと買わなくなり、出版社などは経営的に大打撃を受けたみたいだぜ。
あとはうちの会社系列では社内結婚でもお見合い結婚でも結婚したらその分住宅手当を多くして子供を持てる住宅に移れるようにして、子供の数に応じた手当とかも出すようにしていくべきだろうな。
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