第3話 ぐるぐる
答えのでないことっていっぱいあると思います。
小説の設定を考えていたら思考の迷宮に迷い込むことがよくあります。
こうなったらこうなるから、そしたらこうなるだろう。そうしたら最初の設定と矛盾してないか? という感じです。
じゃあその設定を見直そうかとなると、話の根幹から崩れてしまうんじゃないかという不安がでてきます。
小説の設定があってその小説の世界があってそこで物語が動くのだろうと思っていました。なので矛盾をがあるんじゃないかと思ってしまうとそこで思考停止に陥ってしまします。
完璧なものなどないのだから、仕方ないとは思っています。それでもやはりそこが気になるとそこをずっと考えて前に進めなくなるのです。
今日そんな事を考えながら、ふとおもったのですが「それでいいんじゃねーの」と
。
例えば丘の上に枯れない杉の木がある、という設定があったとします。
その近くの公園で火事が起きました。そしたらその杉の木は焼けて枯れちゃうんじゃないか。という具合に物語の矛盾になるんじゃないかということですね。
じゃあこの杉の周りは火事が起きないんだという設定を付け足したら、とか火消し隊がいるとか、まあそんな感じで付け足し付け足しで世界を作っていってもいいんですけど、それだと大体無理がでます。完璧など無理です。
火事が起きても奇跡的に一本だけ杉が残ったでもいいし、枯れないはずの杉が火事で焼け落ちて枯れてしまったでもいいんだと気が付きました。
小説なんかの物語をよんでいて矛盾があるとやはり白けたりなんか違うなぁとおもったりしますけれど、それはそれなのかなぁと思います。意味分かんないですね笑。
矛盾のない設定ができないならばそれなりの話をつくれば良いだけなんかなと思いました。
まあ、当たり前のことなんですけれどぐるぐると考えて至った結論ならそれで価値のあるものになるんじゃないかなぁということに気が付きました。
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