MITの用語
cumulative GPA 積算(通算)GPA
term GPA 学期ごとのGPA
スタンフォードは1年に秋冬春夏の4学期(Quarter)があるが、MITは秋学期と春学期(前期と後期)の2つしかない。学期は Term と呼ばれる。
スタンフォードでは、それゆえに学期GPA をQuarter GPA と言うが、MITでは Term GPA と言う。
ちなみにハーバードには Fall Term、January Session、Spring Term、Summer Termがあり、一月期間を除いて秋春夏の3学期がある、ということになる。
A とても優秀。
B 良い。
C 適切。
D 最低限度合格。
P Pass。合格で単位は付くが Grade が無い。GPAにも用いられない。
IAP 新入生には秋学期、IAP、春学期の三つの学期が用意されている。
IAP (自由活動期間 Independent Activities Period)というのは自由研究やスポーツなどをやれる期間。秋学期と春学期の間、1月の1ヶ月間がわりあてられている。
Pass, or No Record 1年秋学期とIAPには、ABCの評価が無く、Pass だけがある。Pass しなければ成績表に記載されない。つまり No Record になる。
ABC, or No Record 1年生春学期には、ABCいずれかの評価がつき、それ以外は No Record。つまり、Dか不合格の場合、成績は記録に残らない。成績表の上ではそもそも履修しなかった扱いになる。
つまり、MITでは1年前期(秋学期+IAP)にはGPAが無い。1年後期(春学期)にはGPAはあるが、D以下の点数が付くことはない。これらの、Pass/No Record や ABC/No Record は MITに独自に設けられた新入生のための猶予期間らしい。いろいろネット調べてると、新入生がGPAのプレッシャーでドロップアウトとか自殺しちゃうのを防ぐために設けられた、なんて書かれている。
まあたしかにMITには必要な救済措置かもしれない。
MITには全米から、いや、全世界から優秀な学生が集まっている。地元ではおそらく一番勉強ができたやつだ。しかし MITに入ったとたん、自分がただの凡人だったってことを思い知らされることになる。なにしろみんな頭良いやつばかりだから。
初年次教育で不適合者をふるい落とす大学もあれば、MITのように、1年間はチャンスを与える大学もあるってことだね。
DN 1年生で Pass/No Record のときに、本来ならD判定になった No Record のことを言うらしい。記録に残らないのだから、internalな、非公式な表記。
F 不合格。再履修しないと単位は取れない。
FN 1年生で ABC/No Record のときに、本来ならF判定になった No Record のことを言うらしい。記録に残らないのだから、internalな、非公式な表記。
O 欠席。最終試験を受けなかったり、最後の授業を欠席した。
OX やむを得ぬ理由で欠席した。
I 不完全。何か一部欠けていて単位を認められなかった。
J 学位論文が進行しているが完了してない。
U 学位論文が進行してもおらず完了もしてない。
T 科目が2期以上にわたり、その途中。
S 表彰された。
SA 博士論文が十分に完了した(博士論文には等級がない)。
DR (Drop) 履修登録期間を過ぎて放棄した。
LIS (Listener) 聴講生。
USOP (Undergraduate Research Opportunities Program) 学部生が正規科目以外に単位を取得できる科目。要するに、認定科目。
URN 学部生なんだけどUSOPにボランティアで参加した。
VIS (Visiting Student) 科目等履修生。
http://catalog.mit.edu/mit/procedures/academic-performance-grades/#gradestext
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