スタンフォードの再履修制度
スタンフォードでは、単位がとれたかどうか、等級がどうだったかを問わず、科目を再履修することができる。その場合その科目の表記は "RP" に書き換えられる。単位数に変更はない。
二度目に取った grade point は一度目の grade pointと置き換えられて(count in ... in place of)、GPAの積算に用いられる。
When the grade for the second enrollment in the course has been reported, the units and grade points for the second course count in the cumulative grade point average in place of the grade and units for the first enrollment in the course.
ここ重要。つまり、スタンフォードでは、不可になった科目を再履修して可にすることもできるし、GPAも再計算される、という仕組みになっている。
また再履修は1度まで可能(つまり同じ科目は2度まで履修可能。原則的に3回目の履修は不可)、となっている。
https://registrar.stanford.edu/students/definition-grades/incomplete-changed-and-repeat-grades/repeated-courses
しかしながら、再履修してGPAを上げたい場合にはアドバイザに相談した方が良い、などとも書かれている。学部によってはGPAの算出方法がことなる場合もありえる(不可になった成績も含めてGPAを計算することもありえる)から、などと書かれている。
https://undergrad.stanford.edu/academic-planning/cardinal-compass/student-handbook/repeating-class
ついでに、科目放棄(withdraw)についてだが、履修登録期間に履修を取りやめることは Drop、そのあとも正式に放棄が認められる期間があり、さらにそのあと非公式に学生が科目を放棄することもある。
放棄科目は不完全科目(incomplete)として扱われることはない。
放棄科目も不完全科目もGPAに関与することはない。これらの科目の扱いは教師と相談して決まるらしく、つまりケースバイケースらしいので、ここではこれ以上触れずにおく。
実際、細かなことは教師や指導員と学生の間で、阿吽の呼吸で決まるのだろう。
ともかく、履修放棄は、GPAを下げないために、積極的に使われる方法なのである。履修放棄は履修登録期間終了時点(Drop期限)から、学期開始から8週間(ただし夏学期の場合6週間)までとなっている。
https://registrar.stanford.edu/students/enrolling-courses/course-withdrawal-deadline
スタンフォードの Quarter(学期) はおよそ
秋 9月-12月
冬 1月-3月
春 4月-6月
夏 7月-8月
だと思うが、詳しく調べてないのでよくわからない。1学期3ヶ月として8週目まで履修放棄ができるというのは、かなり長いのではないか。
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