スターピース[星の絆]
ユッキー
第1話「久しぶりの再会」
俺の名前は
この夏、父の転勤の理由で
引っ越しすることになり、母と一緒に海星島行きのフェ
ーリに乗って島に向かう途中である。父は仕事の理由
で先に海星島に行き、仕事をしながら、引っ越し屋さ
んのお手伝いをしていた。引っ越し屋のお手伝いをす
るとか、本当にまじめな父である。父の名前は加藤政
島にも会社があるみたいで、上司からそこに行くよう
に言われて、それで行ったのである。そして母の名前
は
、たくさんの作品を出している、とても売れっ子作家
なのである。フェリー旅から2時間が経過して、よう
やく海星島が見えてきた。
「司~見てみなさい!私達が住む海星島が見えたわよ~
とても綺麗な島ね。新しい我が家も楽しみだし、この
島での生活も楽しみだわ~」
「うわ~すごい本当に綺麗な島だね。俺もこの島での生
活と新しい我が家が楽しみだよ。母さん」
加藤家はこの島で暮らすことを楽しみにしている。
海星島は島じたいは、でかくもなく小さくもなくで自
然が豊かな島であり、7月8月になるとたくさんの海蛍
が光で海を照らしていて、すごく海が綺麗に光るので
ある。観光客も多くとても有名な島である。そして、
30分が経過して、舟のアナウンスが聞こえた。
「次は~海星島~海星島~です。お忘れ物には気をつけ
て降りてください。」
「あっ!そろそろね。忘れ物ないか確認して、さぁ、降りる
準備するよ。司」
「そうだね!そろそろ降りる準備しなきゃだね。母さん」
海星島に到着して、二人は荷物を持ちながら、父からスマホで
送られてきた新しい我が家の家の場所を確認しながら歩こうとした。
季節は7月で、海星島の気温はとても暑く、二人はその中を歩いてい
た。歩いて数分がたち、一人の男性の声がした。
「お母さん~司~お帰り、そして長旅お疲れ様だったね。フェリーの旅は
どうだった?」
「あっ!あなた~」
「あっ!父さん」
家族だから迎えに行くのが当然だが、なんも連絡なしだったので二人は
とてもビックリしたし、二人にとってちょとした救世主だったのである。
政宗は二人には内緒で車で迎えに来ていたのである。新しい我が家から
一時間かけて、フェリー乗り場まで来たのだった。
「旅は最高だったわ~景色もよくて、そこで食べるご飯も最高だったわよ。
それはそうと、迎えに来てくれるなら、教えてよねも~」
「俺も最高だったけど、母さんと同じ意見だよ~まったくも~」
「二人とも悪かったって、話は家でして、早く皆で帰ろうぜ」
三人は車に荷物を乗せて、新しい家まで車で行ったのである。
車の中で三人はいろいろ話して、今日の晩御飯などのこと。
たくさんのことを話したのである。話してるうちに新しい家に
到着して、美咲と司は新しい家を見て、とても驚いている。
「2人とも言うまでもないけど、どうだい?新しい家はとても大きいだろう」
「うん、すごく大きい家ね。周りは自然に囲まれてるし、とても素敵だわ~」
「そうだね母さん、俺もそう思うよ。すごい大きいな家で素敵な家だね」
政宗は二人の驚いてる顔見て、とても嬉しかったである。大切な2人の
喜ぶ顔が見れたからである。2人は家を見たあと、三人で家の中に入り、政宗は
司に自室の案内をした。美咲は政宗と一緒なので案内する必要はなかったのである。
「司~ここがお前の部屋だ、荷物はそのままにしてあるから、晩御飯の前に終わらすんぞ」
「ありがとう~父さん~了解だよ。晩御飯前には終わらすね」
「うん、よろしい」
司は政宗と少し話したあと、自室の整理をした夕方の五時前は終わり、司はリラックスをしていたのだが、一枚の紙切れをずっと眺めてた。その紙切れは整理の時、小さな箱の中に入っていたのである。
「なんだろう~この地図みたいなやつ、思い出せないけど、なんか大切っぽいから、とりあえず保管しておこう」
司はその紙切れを箱にしまい、机の引き出しの中にしまったのである。しまったあと、読書タイムに入ろうとしたのである。司は子供の頃から、本を読むのが好きであり、部屋にはたくさんの本がある。司が本を手に取った時、ドアをノックする音がした。
「司~入るわよ~」
「何?母さん?」
「悪いけど、近くのコンビニ行ってさ、何本かジュースを買ってきてほしいのよ。
お願いしていい?母さん、晩御飯の準備で行けないからさ」
「いいよ!ジュースだね。OKだよ」
「ありがとう!はい、お金はこれね!」
司は美咲から、おつかいを頼まれて近くのコンビニまで歩いて行くことにしたので
ある。加藤家からコンビニは歩いて10分くらいの距離でかなり近かったのである。
司は歩いてコンビニまで行き、中に入り、頼まれたジュースをカゴに入れ、レジまで足を運んだのである。カゴを置いた時、ここのコンビニの店員は司を見て、すごい驚いたのである。
「え?司、司だよね~私、私のこと覚えてる?」
「え?君は誰?なんで俺の名前を知っているんだ」
「私、私だよ!
司は昔の記憶がなくとても困惑していたのだった。
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