涙の行く末

溢れて止まらなかった涙は

日が昇る頃には枯れ果てたのか止まっていた


布団に大きな涙のあと

私の顔に泣きじゃくったあと

心に大きな傷跡

それに気付いているのか気づいていないのかは知らないが

空を鳥たちが飛びさって行く


まるで私が愛している彼のように



私は布団からでて部屋に入り込んだ光を浴びた

少し眩しいが優しい温かさがあった


私が愛している彼のように


私はゆっくりと遅刻すると分かっている学校に行くために

着替え始めた

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