感想が欲しすぎて5万課金した話

秋雨千尋

最初に軽く自己紹介

 こんにちは、秋雨千尋あきさめちひろと申します。

 ミステリーと、魔王と、デスゲームと、ボカロと、BLと、ラブコメアニメが好きな主婦です。


 小学校〜大学まで漫画家志望でした。

 コピー本を作成してコミケにサークル参加もしていました。全然売れませんでした。5、6回ほどの参加でスケッチブックを書いたの2回ほど。

 部活の後輩に理由を聞いてみたら


「ぶっちゃけ先輩の画力で売れるのはムリです」


 手厳しい。泣きました。

 でも諦めきれなくて、大学で漫研に入り、楽しく連載していました。

 その頃は個人サイトの最盛期で、部員みんな自分のホームページを持っていました。私もパソコンで作ったサイトに沢山イラストを載せていました。

 BBS(カクヨムでいうコメント欄)はいつも真っ白でした。


 ある時、ハマっていた漫画の脇キャラの死に際がとても良くて、BL小説を書いてみました。

 一段落下げもない、一人称の短い二次創作。

 バディへの隠していた恋心と共に散っていく姿を。


 受けました。

 憧れのサークルさんに食い気味で「絵より小説を書け!」とコメントが付き、部員からも「漫画家は諦めてBL小説家になれ」と言われました。


 小説の才能があったというより、画力が絶望的だから別のところに行かせようという感じだったのだと思います。

 絵描きは物書きを下に見てんのかと、ちょっと腹が立ちました。

 小説はそんな簡単なものでは無いでしょうに。


 しかしその後も小説は受けました。

 二次創作の世界では小説の方に需要があるのかもしれません。イラストはよっぽと上手い人しか人気が無いみたいです。

 pixivで二次創作小説を書き続けること十年。


 ミステリー好きの友達と綾辻行人先生について語っていた時に、ミステリーの一次創作をしてみようと思いました。


 プロ作家のキャラをお借りする二次創作と違い

 キャラクターも世界観も一から作るのは大変で、すごく楽しいものだと知りました。


 そして、自分のキャラへの愛着は尋常では無いということ。

 読まれない激しい苦しみを知ったのです。

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