葉月 (2020) - 壱
(短歌)
校則を守るスカート二度折って膝が見えたら私の時間
出身は趣味は特技は性別は応えられずにわたわたわたし
わたぼうし被ってわたし空を飛ぶ 知らない方へどこまでも飛ぶ
宝石はお道具箱の隅の方 液体のりと固まっている
ピカドンを見た朝のこと忘れない祖母がいました生きていました
おまじない 勇気の代わりの宝石を砕いた粉をまぶたへのせる
もう祝う機会はないねあの頃へ置き去りにした花束を手に
前髪を十七センチ切りました 女神に挑む私はここよ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます