第17話 アウトプット勇気

前回、破音に嫉妬し…教室を飛び出していった斎藤君。

そんな彼は今・・・


斎藤君内心:どうしてこんなに、、こんなにもあいちゃんが大好きなのに

伝わらないんだ…。そればかりか怒られてばっかりで;


テキトー神様のおかげでイケメンになれたのは嬉しいけど、これじゃ中途半端すぎるよ・・うぬぬぬ、破音あああ!!!あんなやつに絶対負けてなるものかあああああ



あい内心:んもう、あいつ飛び出したっきりどこまでいったの。。そういえば大粒の涙出して泣いてたな・・べ、べつにあいつが心配とかじゃないんだからねっ//


あい「…とはいったものの、このままにもしておけないっか。。お~~いい、斎藤~いるんでしょ?斎藤くううううん? 出てらっしゃあああああい??」





一方、テキトー神様とりゅん。迷達は…


テキトー神「まさかの・・神様を保留……さすがのわしも予想外じゃわい;しかしの~どうしてもあの動物娘と結ばれたい//一体どうすれば…」

「そういえば、わしの運命の人決定表に書いてあるものたちもう一度

確認しておくかの……どれっわしのことじゃから・・完璧に、、完璧に書けて……」





こちらは、りゅん迷側・・・・・・・・





迷「まさか、あの神様を保留にするなんてある意味すごすぎるわよっ。りゅん!ま、彼もちょっぴりテキトーすぎるのが厳しいわね…」


りゅん「うん……、私なりに前向きには考えてみるよっ。動物娘とかみさまの恋なんてあり。なのかな・・?」


迷「ううん…なしよりのなし?あんまり私は前例聞いたことがないわね・・ま、神様にも色々いるみたいだからあの短所さえ改めてもらえたらねえ…??」





その頃……人類ほぼ誰もが知らぬ宇宙の片隅では、

神様協議会が開催されていた・・・・・


お手洗いの神:うむ・・ちと小耳にはさんだのじゃが、、テキトー神が

何やらあやまって地上に落っこちたらしいな……こやつのテキトーっぷりには

目を余らせていたのだが・・


美魔女の神:あああら、あたくしの美魔女耳にも届いていますわよ、おーーーひょひょっ。何でもかんでもノリで決めすぎるのが裏目に出たざますかしらねえ~。


未就学児の神:うんうん私の所にも、そのお話来てたよ~?なんでもノリの良すぎる

おじにいさんがバナナの皮で滑って、お地上におっこちたっちいー。


おしゃ神しゃま:ば、バナナの皮で…??そんな漫画みたいで、NOファッショナブルな事起こりうるのかしら・・ 一体どういう状況?


チケットの神:おいら、朝の4時から推しのアイドルチケット発売列に並んでたから聞いてないけど……テキトー神さまなんていたの…??それって人類に何をもたらすの、迷惑?それとも…


その協議の結果、テキトー神様の日頃の行いにより神様かいから追放アンド放置される事が決定してしまった……


そんなこととはつゆしらず、テキトー神さまが運命の人決定表を見直していると・・・・


テキトー神様「さすがわしじゃっ、やっぱり完璧にかけて・・・・・

かけて…………NOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!]

「わ、わしとしたことがこの決定表まちごおて460年前の決定表じゃないか……

な、なんてことだ・・。こ、こうなったら……… わし、しーーらないっと・・」


またその同時刻、何者かが電信柱の影からこっそりあいの様子を伺っていた・・・


あい「??? なああんか……誰かに見られてたような…。ま、まさか斎藤のやつ??ってんなわけないっか~!ああ愛しの破音君だったら…//]

「ま、ただの気のせいよね♪ったく斎藤ドコほっつき歩いてんだか…帰ったらただじゃすまさないんだからっ」


そうして音那と、偶等君 るこは・・・・・



音那「き、昨日あんな事があって……もう教室で偶等君を視界に入れるだけで真っ赤になっちゃうよ…//こ、これってまだ付き合ってる・・までいってないのかな?」

るこ「うほっ、四囲やったわね♪あんた意外に大胆なとこあるのよねえ~~。普段全然見えないけど・・まあほぼ付き合うの一歩手前なんじゃないかしら?」


音那「も、もう……茶化さないでよっるこ//あああああ、ほんっとダメこれじゃ授業どころじゃないよ、偶等君……どう思ってるんだろう私の事・・」

るこ「ま悪くは思ってないわよね、ここまで来たら……後四囲のアウトプット勇気??」


音那は黙って、うつむいたままほほを赤らめている・・・


そんな中……偶等が突然、四囲の席へとやってきたのだ・・!!


偶等「よ、よお・・音那…//き、昨日はありがとな…!あ…あの、実はな

昨日帰り際どういうわけか、後ろポケットに観覧車のチケットが2枚入っててよ。。」

「そ、その…男一人ってのも変だから一緒に……どうだ?」


るこ内心きたあああああああああああああああああああ!!!


四囲「えっええええええ?うっ………うん・・・//けどいいの…??

わたし、なんか・・と。。変な誤解されちゃうよ…><」


偶等「もちろんだ……それは、俺が決める事だから。。じゃいついつの何時に観覧車前集合なっ!!」


そう伝えると、偶等はあっという間に去っていった。。


るこ「四囲っ四囲っあんたすごいじゃない!!これは…ひょっとしたらひょっとしたらいけるかも??陰ながら応援させてもらうわねっ」


四囲「う、うんっ照 る、るこ ありがと……//」





そうしてあいの帰り道……速足で歩くあい


あい「お・・・おかしい…… な、なに?? さっきから誰かがついてくるような・・・・」「ま、まさか……ストーカー?ちょっとまってよ><怖すぎる;」


たったったったったったっ・・・・


たったったったったったっ……


たったったったったったっ…


急に振り向くあい。あい「や、やっぱり……だ、誰かが物陰に隠れてるのぎり見えてるんだけど・・

いやああああああああああああああああああああ」


あい「助けてっ、助けてこっこお~><それとさいとお~;」


そんな頃…… 


斎藤君「はっ!どこかであいちゃんの悲鳴が聞こえる、男斎藤助けに行きます!!」

破音「…ん、気のせいか?なんだか胸騒ぎがする・・・」


一方すっかり忘れられている?鈴鹿凛と否蔵たちは・・・


鈴鹿凛「仕方なく仕方なああく、この!あたくしが!恋のお相手になってあげましょうと思っていたのに…集合場所に誰もいないじゃないのよお!!ひゅううううう<木枯らしの音>」



否蔵「あねさんっ、ごめんなすって!!!僕は、、気づいてしまった……君のあふれんばかりの魅力に。今この瞬間をもってリア充反対委員会は解散!!そして…あの子のもとへ・・・hshshshshs」


あい「いやあああああああああああ、追ってこないでええええええええええ」

破音「引寄、引寄っ!!!俺だ…もうだいじょうぶだっ。一体何があった??」


あい「ひっくひっく;誰かが私の後を物陰から追って来て、、こわかったよお><」

そこへほんの僅差で斎藤君がかけつけたのだが・・・


あいは大好きな破音君に抱きしめられ、完全に泣き崩れていた。。


斎藤君「あ、あいちゃんっ!!!勇者斎藤が来たからにはもう安心っ。さあ僕の熱い隕石胸板にとびこんでおい・・・あああああああああああああああああああ」


その瞬間、、斎藤君の隕石ハートは砕け散るかのように音を出し悲しみの不協和音を奏でるかのようであった・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る