出会った…。

Syo

第1話 少年

ごく普通の家庭に産まれた少年はごく普通の生活をしていた。

少年は、勉強嫌い、手伝い嫌い、運動はそこそこ出来た少年だった、近所に仲の良い友達が居て、朝から晩まで遊んでたんだ、時には早朝5時、家の呼び鈴は鳴らせないので手笛で「ピーピー」鳴らして外から合図してお互い起こし合って遊んでたんだ。

ある時友達の家に行った時ギターが置いてあったんだ、タンスに寄りかけて置いてあった、黒に青っぽいグラデーションカラーのストラトタイプのギターだ、「ギター弾くの?」って聞くと、「兄貴が弾いてるみたいだ」って言ってた。

その時少年は「ギター弾きたい触って見たい‥」変な感覚になっていた‥。

しばらくすると隣の部屋から音楽が聞こえて来ました、友達が「兄貴帰って来たわ」って言って兄貴にギター触っていいか聞いてくれた、兄貴「触るだけなら‥」人生初ギターを触った小学校五年だった。

兄貴の部屋から聞こえる音楽がすごくかっこいい音だった、ボーイ、バイセク、サーベルタイガー等ハードロックやロックンロールかっこいいサウンドだった‥少年は「これがギターの音?」って聞くと兄貴は「そうだこれがギターだかっこいいだろ、こんな風に弾けたら最高だろうな」って言ってた‥

色んな曲の中で一際目立つギターのなり方サウンドがあった、少年はその音に心を奪われた‥

兄貴に「この曲はなんて言うグループ?」って聞くと、兄貴「サーベルタイガー、サディスティックエモーションって言う曲だ」って、少年は「カセットテープに録音して下さい」って言ったらカセットテープに色々入れてくれた、少年は「いつかギター弾く、こんな風に弾きたい」って言ってた(笑)

兄貴「笑‥頑張ってなぁー」

少年はラジカセでそのテープを何度も繰り返し聞いていた‥。

これが少年とギターと音楽の出会いだったんだ。

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