第33話 知らない①
お祭りがあった日の翌日。
急に倒れた西川さんは緊急入院することになった。
俺は朝早くから病院に行き。面談可能時間になるのを待っていた。
「兄さん」
待合場で待っていると憲が声をかけてきた。
「憲!?その…西川さんの体調はどうだった?」
身内ではない俺はそこまで詳しい事を教えてもらえないが、姉弟である憲なら知っているのではないのか。そう思って憲に尋ねた。
「…言うよりお姉ちゃんと会ってもらった方が早いですね」
憲は俺を西川さんがいる病室まで案内して身内の権限で今すぐ面談できるようにしてくれた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます