第31話 言い訳③
「っえ?!」
下を向く西川さん。
「していいって何を?」
「…その…わ、私もキスを…そうしたら、今回の黙っていた事も許してあげる…」
西川さんは佐阿がキスされている所を見て1番初めに思った事は「許せない」や「裏切られた」という気持ちではなく「ずるい」だ。
自分とはまだ、キスをしていないのに。
戸惑う俺。
それを見て西川さんは。
「私とキスするのは嫌?」
「そんな事ない!けど、ここは」
このやり取りを聞いてかどうかは知らないがチラホラと見られている。
「…じゃあ。こっちにきて」
少し怒ったように言って俺の手を引っ張りながら場所を移動した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます