第31話 言い訳②

 「ごめん。西川さん。実は…」


 どうするか少し悩んだ後、潔く全て正直に話す事にした。

 今回の事は全面的に俺が悪い。

 西川さんに心配させないようにと思ってやった事が逆に西川さんに余計な心配をかけさせる事になった。

 

 「…そうだったんだ」


 俺は正直に話終わった。

 話しながら覚悟を決めた。

 もし、この事で西川さんが俺を嫌いになって別れようと言うのであれば俺は何も言い訳は言わない。

 それが当然の報いだ。

 

 「…私も…していい?」

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