2次元好きだった俺の人生は間違っていたようだ

カフェラテ

第1話 人生逆転!?

「はぁ~~~~~~~~~」



「今日も退屈でつまらん授業がやっと終わったぜ!」と高校1年生の非リア霧雨 海利(きりさめ かいり)は毎回毎回そう思っていた 。


だが!この日から海利の人生が変わることなど本人は知るよしもなかった…


「よしっ!かーえろっ」

そうして帰路についた海利だった。今日も変わりばえしないいつもの帰り道

通学路は比較的閑静な住宅街が並ぶちょい田舎だった。学校から家までは徒歩20分と近い


「今日も疲れたなー」


「はー彼女欲しい」

まっ俺には一生無理か ははははhぁ~

まあ俺にはいつもそばにいて一緒にいて楽しいと思える存在がいるじゃないか

まっ

『二次元』だけど


これを友達に言うと絶対に引かれるからいわんけど

はぁ~~

そう落胆した海利だった

「ねー!海利君!」

!!!!!!!!!!!!!

ん~?なんだなんだこの声?!

後ろからどこもともなく女子の声が聞こえてきた

あ~これはあれだな名前が一緒なだけで俺のことを呼んでるんじゃないんだな、うんそうだそうに違いない

そう思い俺は無視した

しかし…


「おーい!霧雨 海利ーーーー!きこえてるーーーー?聞こえてるよねーーーー?」


周りに轟く大音量で呼び掛けてくる、いや呼び掛けてるじゃなく叫んでいる。

明らかに近所迷惑である


しかし、この近所迷惑は明らかに自分のことを言っているようだった…


「いや!同性同名の人かも知れない」


周りを見ても誰もいない


「待って!これ呼んでるの俺じゃん!」

とこの呼びかけが自分のとわかった瞬間!

目にもとまらぬ速さで振り向いた

するとそこには閑静な顔立ちのブロンドの綺麗な髪をポニーテールにした超絶美少女が立っていた…









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