『生きること』


ママ「結局、仲良く力を合わせて飾りつけをしたのね。ママ嬉しいわ♪」


凛「ほとんどが戦力外でしたけどね」


王「でも、今日に間に合ってよかったよ」


ナル「クリスマスイヴなんだから、七面鳥食べられるわよね!?」


ママ「ごめんなさい、経済的に用意できなかったわ」


ナル「Σな、なんですって!?」


王「ついにうちも本格的な資金問題が……;」


凛「ケンタッキーじゃダメなんですか?」


ナル「別にお肉ならなんでもいいけど、せっかくだから七面鳥がよかったわ!」


ママ「ケンタッキーも無理ね。予約してないもの」


ナル「イィィィヤァァァァアアアァァァ!!!!!!;;」


凛「今から買いに行けばいいんじゃないですか?」


ママ「今からじゃ、全員分は用意できないわ」


ナル「富士子の分だけでも!」


ママ「不公平よ」


ナル「そんなもん知ったこっちゃないわ!」


ママ「特大クリスマスケーキは用意してあるから、それで我慢してね」


ナル「特大ケーキ!? ……ふむ、なら許してあげるわ!」


凛「相変わらず食い意地張ってますね」


ナル「富士子にとって、食べることが生きることだもの!」


凛「私は、己と闘うことが生きることです!」


王「僕は、学ぶことが生きること……かな」


世「わたくしは、美しくあることが生きることです」


桃「桃子は……恋することが生きることです//!!」


熱「俺っちは青春で青春することが生きることだぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」


ピ「僕はレイたんでレイたんすることが生きることだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」


マリ「真理は、マリマリモルモルすることが生きること!」


マッ「では僕は、モルモルマリマリすることが生きることですね……」


ママ「じゃあ、ママは、愛することが生きることね♪」


凛「生きるって素晴らしい!」


隼「なんか、最終回みたいな締め方だな」


凛「最終回? はてさて何のことやら」


桃「えっ! 終わっちゃうんですか!?」


凛「終わりはしないみたいですよ。でも、一旦区切りがつくようです」


王「スキットが終わっちゃうの?」


凛「さあ? 私にもよくわかりません」


隼「曖昧だな」


凛「ということで、最後は隼人さんの〝生きること〟で締めましょう!」


隼「俺は……。死を怖がることが生きること?」


凛「カッコイイようなダサいような……」


王「グランプリは母さんだね」


ママ「あら、ありがと♪ チュッ♪」


隼「競ってたのかよ!」



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