速筆の幻
名前:
性別:
不明。魔人の一種。
外見:
身長170cm体重45kg
能力により姿はある程度自由に変えられる。
正体は光沢のある黒い表面に銀色のひび割れ模様、手足は細く、関節だけが太い。顔および両手の爪が金色の万年筆のペン先になっている。
性格:
冷静沈着、緻密に計画を立てて完璧にこなす慎重さを持ちながら危険に飛び込む勇気と咄嗟の判断にも強い図太さも併せ持つ。
ただしコミュニケーション能力はほぼなく、他者を理解し利用することはできても共存はできない。
経歴:
緑月下があぁなる前、はるか古から存在する魔人の一人。
その能力によりあちこちで暗躍してきたが、ついぞ捕まることなく伝説となっていた。
協力する目的:
不明。ただし他人のために行動することはないため、自身が利用するためと推測される。
能力:
見た目通り体は硬く、加えて魔力の総量も高いため、並の攻撃ではヒビを広げる程度で致命傷になりにくい。
また体は軽く、しかもパワーもスピードも高め、一気に接近、両手のペン先による貫手を得意とする。
ネーミング
体のペン先より黒のインクを分泌し、それが金属だろうがガラスだろうが御構い無しに独自の文字を書き込み『新たな名前』を与えることで中身はそのまま、姿形を新たな名前のもに変えることができる。幻術の一種。
ただし書き込めるのは固体に限られ、かつ大きさや形、挙動などが余りにも違いがありすぎると書き換えは不完全になり、そのギャップからバレる。
例えば人に傘と書けば、じっとしてれば傘に見えるが、動くとありえない角度で骨や持ち手が曲がって見える。
また、同じ傘でも人によっては赤だったり黒だったりするため、そこからも推測できる。
その速度と精度を除けば、やっていることは単純なので解除の仕方も、文字を壊すか消すか、そのものの本来の名前を呼べば元に戻るということも、一定以上の魔術幻術の知識があればわかる。
また、能力の派生か、初見の相手でも顔を見ただけでその名を正確に知ることができる。
戦闘方法:
潜入し、すり替える。
適当な人物に成り代わり、次元パズルに近づくや適当なものと入れ替え、本物も同様に別のものに書き換えて持ち出す。
発話や表情と言った相手に伝える能力が乏しいため、バレやすい。
戦闘に入れば片っ端から名前を書きまくり、デタラメな風景の中で接近戦を仕掛ける。ただし武術の能力は低い。
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