妹と俺の○○な生活

星田 レイ

1話 出会い

目を開けるといつも通りの景色、毎日のルーティーンだしっかり寝たはずなのにまだ、眠たい…


ジャー、ジャー、

「タオル、タオル、よいっしょっと」

鏡を見た何故だろう痛くない傷跡が痛む

頭に何かが急に巡る。

特に気にすることなくリビングに向かった。

「今日からまた学校始まるのかよーだるすぎる。仕方ねーか…」

仕切りに準備を進め扉を開けた

「ヨッシーおっはっよー!」

こいつは小さい頃からの幼なじみの吉川りえだ

「おはよう」

「ヨッシーなんか元気ないじゃんーどしたの?」

ほんとにうるさい

「そんなことねーよ、俺だって疲れんだよ」

「ヨッシーって疲れるんだ」

(こいつ俺を何だと思ってんだ)

キーンコーンカーンコーン

キーンコーンカーンコーン

おはよー、おはよー、おはよー、

吉田ーー、1時間目なんだけー

「確か国語だったと思うぜー」

まじかー、だりぃー!サンキューな!

「おう」

そろそろ授業かー、そろそろ準備するかー

キーンコーンカーンコーン

「ですから、この問題では作者がどんなことを考えているか出だいの意図を理解しなさい」

なんか特にやるきでねーなー


…しだ、よしだー、よしだ!!

「は、はい!」

しっかり起きとけよー

はー、めんどくせー


じゃあねー、また明日、じゃあーな

みんなも帰ってる頃だし帰ろーか

トコ、トコ、トコ

「この頃なんか、やる気かなー?

自分に合うものがみつからねーんだよなー」

扉を開け俺はソファーに寝そべる

…コンコン……コンコン

「んーー、ちっ誰だよー」

コンコンコンコン!

「はいはい、出ますー」

俺は扉を、開け下から上へ顔あげる

「はーい、どちら様でっ…」

「カ、カオリ!?」

そうだ、おれの頭に巡ったものってまさかこの事かよ

「急にどうしたんだ」

クンクン、クンクン

カオリは、俺の家を、急に匂う

「カルマ、何もしてない、楽しくない」

え?…

俺は唖然としてしまった

そんな事はどーでも、良かった

カオリ!!

「なぜ来た!」

「カルマのお世話しろって」

はぁーーーーーー?

めっちゃくちゃだ…

これから俺はどうなっていくんだろうか……

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妹と俺の○○な生活 星田 レイ @hoshidarei

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