第2話への応援コメント
そうかー、3人なんですねぇ。
なんかめっちゃリアルでした。
言葉が出ないぃ……。
でも、最期にふたりでいるのを見て、彼は安心したかな(*´ω`*)
作者からの返信
わー「新遠野物語」も読んでもらえるなんて、ありがとうございます。
男子二人はちょっとBL入ってんですよ。
男の中で一番好きな相手と女の中で一番好きな相手。
その二人が手をとってあの世へいく。
私的にはこれハッピーエンドです(笑)
第2話への応援コメント
遠野物語でいっちゃん好きなお話です。
ああ、たしかにこれは現代版……いいものを、ありがとうございます。。
作者からの返信
コメントならびにお星さまありがとうございます。
「遠野物語」お好きですか?
大学で民俗学を勉強したのですが、このネットの世界では妖怪以外はなかなか見向きもされないジャンル。
お好きな方と出会えてうれしいです。
第2話への応援コメント
おいていかれたものたちの、なんとも言えない気持ちがひしひしと伝わってきました。
そして、やはり震災を思い出します。
先に逝った人たちは逃げ勝ちです。
のこされた主人公は、ずっとその重たい鎖を引きずって生きていくんでしょうね。
津波でご親族を失くされた方たちをたくさんみました。
避難する手段がなく、ワゴン車にぎゅうぎゅう詰めにされて運ばれてきた高齢者もいました。
放射能騒動でバラバラになった家族もいます。
国からの補償金で働かなくなった親を見て育つ子供たちの将来を危惧している教師の友人もいます。
かくいう、私の友人も何名か県外に行ってしまって、震災以前の人とのつながりが途切れました。
同じ被災者なのに、国からの補償をもらっている人ともらっていない人が未だにいがみ合っている地域がたくさんあります。
あの震災は、未だに大きな問題を残していきました。
三人のヒストリーであると共に、震災のことを考えさせられるお話でした。
じんと胸にしみわたりますね。
ありがとうございました!
作者からの返信
震災のあと、サバイバーズギルトという言葉をはじめて知りました。
生き残った人がだく、罪悪感。助かったからよかったでは終わらない、震災でたくさんの死を見た人々の心のさま。
わたしは、被災地から遠く離れた九州にいます。たまにこの「新遠野物語」を読んで現在の被災地に思いをはせるようにしています。
読んでいただいてありがとうございます。そして、お星さまも。感謝です。
第2話への応援コメント
ああ。そうなんだ。そうなるんだね……。
これ、いつ書かれたんだろう?
あの震災って、誰の中にも大きな傷を残しましたよね。
そのなかで、傷を乗り越えていく親子の姿が心に沁みました。
そうかあ……
水ぎわ、書いたけどどうしても出せない短編が一つあるんです。
やっぱりこの震災のお話です。
でも。
出すべきなのかなあ? 出せば、少し楽になるんでしょうか。
すいません、感想じゃなことも書いちゃって……
出せるかなあ。
作者からの返信
このおはなし、たしか3,4年前に書きました。
書いたあとに、芥川賞にノミネートされた「美しい顔」の盗作問題がありました。参考文献がわたしとかぶってたので、超びっくり。
あの問題で下手に震災の当事者じゃないものが、震災をあつかったらダメなんだなとつくづく思ったのです。
でも、カクヨムで公開してよかったと思います。これを読んだ方は少なくとも震災のことを思い出す。
被災者が一番悲しむことは、風化です。こんなネット小説の一編でも、読後に震災に思いをはせていただけたらいいなと。
最後に心に染みるレビューありがとうございました。
夏くんには、NTR認定うけましたけど、NTRでも、いいんです。人それぞれ何か心にひっかかったら幸いです。
第2話への応援コメント
一番好きな遠野物語です。こう、やりきれなさが迫って……良かったです。
作者からの返信
コメントならびにお星さまありがとうございます。
「遠野物語」の一編を現代にアレンジして書いたものです。
オリジナルの方が、もっとやりきれないおはなしなのですが、私は、少し希望と救いをこめて書きました。
すいません今、坂水さんのページに飛んでみたら、エブの「あるはげた日に」の作者さんでしたか!!
すごい偶然です。今エブで「あるはげた日に」読んでます。
今年の氷室冴子青春文学賞にだそうと思って(笑)
勉強させていただきます!
第2話への応援コメント
なんだかしんみりと読ませていただきました。
秋の読書にふさわしい作品だと思います。
作者からの返信
もの悲しい風が常に吹いているような作品でした。
秋の夜長にちょうどいいかもしれませんね。
お星さまありがとうございました。
第2話への応援コメント
震災からすでに9年が過ぎ、正直当事者でない者にとってはすでに歴史の一部となってしまったと改めて感じました。
自分には東北に住む知り合いなども居ないので、本当に画面の向こう側のお話でした。
今のコロナ禍という自身に直結する問題に直面して、このような出来事は他人事ではないとようやく気付きました。
何年か経って、こんな風に物語として伝え語れる日が来ることを切に願います。
あまり関係ない話ですいません。
とても読みやすく、簡潔ながら心が揺さぶられる良いお話でした。
作者からの返信
はじめまして。
コメントならびにお星さまありがとうございます。
このお話しは、柳田國男の遠野物語の一話をモデルにしています。
明治の三陸沖地震で犠牲になった人が幽霊として出てくる。
その話を読んで私が、東北の地震とからめて書きました。
文学にも記憶を残しておくお手伝いができるのかな、と思っています。
第2話への応援コメント
いつまでも、想いが揺蕩うようです。
最後のはるかちゃんとの問答が、沁みます。
作者からの返信
コメントお星さまありがとうございます。
プラナリアさんのエッセイお邪魔したのですが、子供さんとのやりとりがおもしろいです。
うちの二人はすっかり育ったので、懐かしい部分と、お母さんがんばってという思いがわいてきました。
第2話への応援コメント
拝読しました。純文学でしたね。
遠野物語、という題名がどうストーリーに結びつくのかなと思っていたら、なるほどそういう事でしたか。
あれから、9年。
亡くなったり行方不明になった人々の数だけ、この物語と同じようなストーリーがあったのかと思うと胸が痛くなります。
せつないけど、前を向いて生きていくことができそうな、そんなお話でした。
作者からの返信
コメントならびにお星さまありがとうございます。
このお話しは、遠野物語の幽霊譚をモチーフにしています。
遠野物語では、明治にあった津波ですが、
お話しに出てきた男性(青木のポジション)の子孫の方もいらっしゃいます。
かなしいお話しですが、悲しいだけでなく、残されたものに少しの希望をあたえてくれるようなお話しです。
第2話への応援コメント
残された主人公が、これから前を向いて生きていくためとはいえ、妻は死んだんだと諦めるさまに胸が締め付けられます。娘さんと幸せになってほしいです。
百年余り前『遠野物語』の人情怪奇譚が、現代ドラマとして読めて感動しました。
作者からの返信
★までつけていただいてありがとうございます。
あきらめるという事は、彼にとって後ろ向きではなく、前を向いたうえでの諦めだったと思います。うーんうまく言えないけど。
第1話への応援コメント
初めまして、綿貫と申します。
『新遠野物語』というタイトルに惹かれて読みにきました。
お葬式の場面から始まったので、遠野物語二十二の老女の幽霊の話しが浮かんだのですが……。むむ、三角関係!? どうなるのでしょう。
『その言葉の表層をはがせば、奥に秋山を思う気持ちが滲にじんで見える』
登場人物の気持ちが透けて見えるような言葉の紡ぎかたが素晴らしいと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
あのおばあさんの幽霊話もいいですよね。
死者と生者の距離感が近く、現代人よりもやさしい世界にいきてたんだなあと思います。
後幽霊譚として、お寺の門の向こうで死んだ息子から、おとうは帰れって言われる話も好きです。
第2話への応援コメント
お固め人文企画から参りました、久元です。
エントリーなさったのと違う作品で申し訳ないのですが、まずこちらを読ませていただきました(遠野物語好きなので……)。
意欲作ですね。レビュー書き途中です。数日お待ちください。
作者からの返信
ありがとうございます。
後で気づいたのです。この新遠野物語をエントリーした方がよかったんじゃなかろうかと……
遠野物語の魂の行方はどのお話しも、当時の死生観がよくわかります。
でも、現代人の心のありようにも残っているんじゃないかと思い、このお話しをかきました。
第2話への応援コメント
遠野物語は知らなかったのですが、第一話の東北のくだりでぴーんときた、東北出身者です。行方不明の家族がいる友人たちが一様に、彼と似たようなことを話していたのを思い出しました。
日常も、大切なひとも、いつだって隣にあるとは限らないのですよね。
彼が娘ちゃんと二人でこれからも、前を向いて生きていけますように。ありがとうございました!
作者からの返信
こちらこそ、読んでいただいてありがとうございました。
元ネタとなるお話しは、明治の大津波の話で、行方不明の奥さんが元カレと現れるというストーリーです。
東北を何度もおそう津波。それでも、人々は前を向いて進んでいく。その姿に感動します。
第2話への応援コメント
操の足がなかった。←そういうことでしたか。意外でした!
作者からの返信
このお話しは、柳田國男の遠野物語に出てくる有名な幽霊譚をモチーフにしてます。
そのモチーフも津波の被害で亡くなった幽霊です。
第2話への応援コメント
青木さん、切なくなるくらいいい人ですね…
操さんのこと「秋山さんを思う気持ちも含めて好き」だなんて、なかなか思えないと思います。
秋山さんと操さんは、お互いにお互いを好きなまま別れたんですもんね。
亡くなってから一緒になるんじゃなくて、青木さんにできたんだから、操さんを支えながら2人で一緒に歩んでいく未来を選択するのは、やっぱり難しいことだったのかな…操さんの秋山さんを大切に思うからこそ、彼を自分の犠牲にしたくないって気持ちはすごくわかるんですが…
なんだか、青木さんが切なくて(;ω;)
はるかちゃんがいてくれるから、操さんが残してくれたはるかちゃんがいてくれるから、よかったって思いました。
(遠野物語は読んだ事がないんです💧怖いお話なのかと思ってて)
作者からの返信
お星さまありがとうございます!
青木はですね、秋山が好きなんですよ。その感情は友情を飛び出ている……と私は仮定して書きました。
なので、青木は大好きな二人においていかれた。でも、愛する二人が孤独な死出の旅立ちをふたりでいってくれたってことに、多少むくわれたのかなと。
これは、完全に遠野物語のリメイクです。遠野物語でも、奥さんは元カレとたびだっていくのです。
死後に自由になる女。そこに私は惹かれたのですが、残された夫としてはたまったものではありませんよね(笑)
でも、彼のもとにはコドモが残された。子供は、明日への希望です。だから、奥さんにおいていかれても、遠野物語の夫は前をむくことができたと、私はおもいましま。
遠野物語は、全然怖いはなしじゃないですよ。ちょっと不思議なドキュメンタリーってかんじです。
奥さんの幽霊にあった夫の子孫は現在もいらっしゃいます。そしてまた、震災に合われたそうです。