学生時代の部活の一場面や、恋と呼ぶほどではないけど強く印象に残った人との想い出や、恋の始まりになるのかな? というタイミングのドキドキわくわくする感じ。そんなひとつひとつのエピソードが、「わかるわかる!」と共感できる、瑞々しい物語です。とにかく私は「あー可愛い、あー懐かしい」と思いながら拝読しました 笑本当に嫌味やわざとらしさのない、ピュアな感性の物語です。ぜひ読んでみてください!
ふと高校時代のことを思い出すことがあります。そんな時、あの美男子は今頃どんな風に過ごしているのだろう……容貌とか変わり果ててたらちょっと寂しい(笑)、とか考えたり。本作品に登場する二人は、お互い不器用で冷静なタイプ。けれど、ほんの少しの勇気と切欠が、会話につながり、徐々に接点を持つようになっていく。恋がはじまるこの瞬間。もっとも慎重でわくわくドキドキ、甘酸っぱい気持ちにさせてくれます。^-^