第7話 読み終わって、レオ君のこれからが気になってしまった
(参考・引用資料)
スベらない同盟 にかいどう青/著 講談社
この本を読んだ後、物語だとわかっていても、レオ君、どうしているのかな?元気でやってるかな?と思ってしまう、そんな気持ちになってしまった本だった。
この本の表紙のレオ君。友達もいて、軽音でエレキ弾いて、不満なく楽しい日々。
進級して、担任も顧問だしノープロブレム。と思いきや、一人ぽつんとしてる転校生を気にかけてくれ、という微妙に難しいお願いを担任からされてしまう。ここで私は言いたい!こういうの、結構難しいんだからこの年頃の子にこういうのを投げるのは、先生、ちょっとあれだよと。難しい年ごろ、学校という閉鎖社会、クラスメイトって、友達って。
私は、どちらかというと存在感もない、その他大勢の立ち位置でいまでいうモブだから、いてもいなくても誰もなんとも思わない人間だったが、それでもいろいろ日和りつつ、自分を守っていた。だからレオ君のことが心配だよ。また楽しくやってくれてるといいな、と本の中の登場人物に思わず願ってしまった。中学はとうの昔という方にも、まるで傍観しているみたくレオ君のことがわかる気がしてくると思うんで、読んでみてとお伝えしたい。
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