君に疲れた

なんどもなんども郵便受けを覗いては

ほこりしか入っていない虚しさに

ため息が宙に浮く


待ったよ、わたし

いっぱい待った

君の声が聞きたくて

手紙も出して

ずっとずっと待っていたよ


私、はじめ、君のことが嫌いだった

君はあまりにも変わり者で

一緒にいたら私まで変わり者にされると思ったから

突っぱねた

向こうに行ってって何度も言った


でも君はそんな私に反発しては

毎日のように殴り込んできたんだ

そうやって無理やり私の心に居座ってしまった


いつの間にやら隣にいるのが当たり前のような

そんな友達になっていた

…と私は思っていたんだよ


なんで急に手放すの?

なんで急に返事をしてくれなくなったの?

私を傷つけてでも隣にいようとしていた

あの頃の勢いはどこへいっちゃったの?


こんな風に中途半端に手を放すんだったら

来ないでと突っぱねていたあの頃から

本当に近寄らないで欲しかった


君はどうしていつもそうやって

私を振り回すんだろうね

本当にもう


君には、疲れたよ

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