ボク妻ってか
2016-11-12
「私にはどうしても独りでぼーっとする時間が相当に必要で、それがなくなる生活が続くことはガマンできない。結婚したからといってこれが直ることはない。あなたにはそれがわかるか」
と尋ねたら、わかるとも、わからないとも答えなかった。話の内容がわかるわからない以前に、やっぱりこいつはわからん、という顔をしていた。で、問いかけへの答えは無く、つまり約束を互いに交わしたわけではないのだが、私が独り隠りモードを発動した場合、9割かたは放っておいてくれる。
携帯の不携帯を続けていたら、スマホに変えたいと言ったとき鼻で嗤われた。しつこく言ったら怒られた。そのあと放っておかれた。3年経って年季が明けたか、しゃあないなと言わはった。
不携帯率が5割に改善したスマホで、いやーまさかこのブログに書き込む日が来るとはね。
私がやりたいことを、すぐやらせてくれるとは限らないが、本当にやりたいことを邪魔するとは思えない。さらに良いこととして、私がやりたくないことを、ムリにやらせようとする気配が無い。私のような性向を、一言でいえば社会不適合と直感で知っている、真正の常識人だが、そのまま置いておいて常識的に向き合ってくれる。
私はずっとひとり旅が好きだったが、あなたとなら、一緒に旅するほうが楽しみだ。
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