余命3ヶ月の彼女

山下 猫

プロローグ

 僕の彼女は余命が3ヶ月らしい。この事を知ったのは数日前だ。


あるデートの日のこと……


「ねぇ、悠人」

「どした?」

「私ね、実は......余命3ヶ月なんだ」

「!?、どういうことだよ、それ」

「実はね......中学のときいじめられてたの、それで通院してたんだけど」

「芽衣、俺は余命3ヶ月だろうと、芽衣を見捨てない、俺が芽衣を救ってやる」

「悠人......なら私、花火がみたい......」


芽衣は小声で言った。俺は芽衣に出来る限りのことをすると決めた。


「わかった......」


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