DEMONS CHRISTMAS

さいぞう

Silent Night

一話

いい夜だ。


こんなに楽しげな人間達や動物達を見ると…




私も楽しくなる。






お前は見える人間だな?


私と話している時点で、そうなるな。




ふふ。


何も、珍しい事ではない。






クリスマスは特別な日だからだ。




お前なら、ちらほら見えているだろう。




魔界の者達を…





クリスマスはそういう日なのだ。




イヴからクリスマスに変わる深夜,魔界の扉が開く。






これは神でもどうする事も出来ん。


だから、私達がいるのだ。










私達は、セイント・クローズ。


その扉を閉める為だけに、存在している。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る