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第40話 失われし魂を求めてへの応援コメント
στεφανηφορια
ストーリーを音楽に、知がダンスしている様でした。文章運びに『アルゴナウティカ』等の叙事詩の語りを思い出します。『食卓の賢人たち』の様に読むことも出来そうですね。
個人的には『植物誌』が大好きなものでテオプラストスの登場がとても嬉しく、楽しませて頂きました。
作者からの返信
小余綾香さま
本作『失われしモノを求めて』を最後までお読みいただき、ありがとうございました
ちょっと知に走り過ぎたかな、とも思ったりもしたのですが、知的好奇心を刺激する一作になったようで嬉しい限りです
書いているうちに、もっと古代ギリシアのことを勉強したくなって、いま、神話の最初に最初から勉強しながら書いているのが、ギリシア系の別作『オリュンポス・マキア』です
お手隙の時にお読みいただけたら幸甚です
それでは失礼いたします
最後に、重ねて、ありがとうございました
第25話 アカデメイア設立への応援コメント
アカデメイアが出てきて興奮してます。
プラトンとアリストテレスが並んだ「アテナイの学堂」は、まさに知の集合って感じで圧倒されました!
いつか本物を見たいと思いつつ…。
「御座る」がなにげに面白かったです笑
第40話 失われし魂を求めてへの応援コメント
壮大な知の旅でした。映画を見ている様です。世界史の授業を思い出しながら読みました。正直、途中で難しくて挫折しそうになりましたが、グリーン・タブレットがどうなるのか、プラトンがアリストテレスがどうなるのか、読まずにはいられない衝動に駆られました。歴史について、とても興味深く読ませて頂きました。ありがとうございました。
作者からの返信
桐中 いつりさま
最後まで、私の『失われしモノを求めて』をお読みくださり、ありがとうございました
自分にとって、かなり久方ぶり、大学時代以来に書いた小説で、歳をとったぶん、衒学的な面が強く出過ぎたかもと思っていました
同時に、<完結>させたものの、自分の勉強不足、理解不足も痛感して
一からギリシア神話や哲学を勉強しなおし、それを物語にしようと書き始めたのが、現在、連載中の『オリュンポス・マキア』で、いわば『失われしモノを求めて』のオリジンとなっています
お手すきの時に、ぽちっとしていただけたら幸いです
最後に、繰り返しになりますが、最後まで読んでいただけたこと、非常に感謝しております
それでは失礼いたします
第25話 アカデメイア設立への応援コメント
すみません、「ディオンはプラトンを救ったディオンに謝礼として」は「アンニケリスに謝礼として」でしょうか?
サイゼリヤ(イタリアンレストランチェーン)で壁に飾られた「アテナイの学堂」をよく目にしますが、これのモデルがアカデメイアなのでしょうか。
プラトン、ソクラテス、アリストテレスなどオールスター登場でわくわくしながら読んでいます。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます
「ディオンはプラトンを救ったディオンに謝礼として」は「アンニケリスに謝礼として」です。この箇所、そして、もうエピソードにおいて、もう一か所も間違っていて修正いれました。
プラトンが奴隷として売りに出された時に、たまたま通りかかったアンニケリスが買い戻したというのは実は伝記的事実なのです。そしてその奴隷としての売上金がシュラクサイに届けられ、それをディオンはアンニケリスに送り返したそうなのです。そしてディオンはそのお金でアカデメイアにプラトンのために土地を買ったそうで、このエピソードはどうしても盛り込みたかったのに、固有名詞間違えてしまいました。
ラファエロの「アテナイの学堂」ですよね
十六世紀前半の欧州や、古典復興のルネサンス期にも興味あるので、いつかこの辺の時代を背景にした物語も書きたいと思っているんですよ
第40話 失われし魂を求めてへの応援コメント
エメラルド・タブレットを見つければ、死後にピュティアスと会えるはずだったのに。
実際はアレクサンドロスの魂が吸われただけでした。
これから影武者だったヘファイスティオンがアレクサンドロスとして活躍するのでしょう。
ヘルメス哲学は昨今スピリチュアル業界で流行りの引き寄せのベースになっているようです。
そして完結、おめでとうございます。
壮大な物語をありがとうございました。
第39話 決死の砂漠横断への応援コメント
これで冒頭の話につながるのですね。
作者からの返信
その通りです
ここまで長かったです(笑)
大きな環になってしまいました
追記
本作品への素晴らしいレビューありがとうございます。
大いなる励みになりました!!
第28話 元素の四大性質説への応援コメント
走れメロスですね。
昔の中国人もおよその森羅万象を木火土金水の五行に分類。さらに陰と陽に分けました。また五行は相剋し相生します。
東西でも何となく似ています。
世界のとらえ方は。
作者からの返信
ご指摘の通りに『走れメロス』がモチーフです(笑)
『走れメロス』の暴君ディオニス王自体が、本作にも登場させたシュラクサイの僭主ディオニュシオス二世をモデルにしています。
そして『走れメロス』の物語自体が、シケリア島のピタゴラス教団員の団結を試そうとした伝説を種にしているので、これを物語に利用した次第です。
ちなみに、ヘレニズム錬金術の出発点になったのが、アリストテレスの四大元素説だそうです。
第18話 ピタゴラスの<トリプス>への応援コメント
エウリュメネスには親近感がわきます。
実際、小さいのはすばしっこくて、すぐこちらの懐に入ってくるので厄介です。
体術、格闘技の歴史は古いと聞きました。
エジプトの壁画に拳闘の様子が書かれているとか。
ピタゴラスは錬金術以外はマスターしていたんですね。
僕も武術と治療はもういいので、これからは錬金術(お金を稼ぐという意味)を身に付けたいです。
作者からの返信
出典は曖昧なのですが、ピタゴラスはオリンピックの拳闘で優勝したとの説もあるそうです
文武両道で、さらにものすごい美男子だったらしいです。
伝記によれば、ピタゴラスは、当時の数学的な知識は全て習得し、
エジプトで宗教的密議を、カルデアでは天文学を習得したらしいです。
自分の作品では、この宗教的密議を魔術とよみかえ(エジプトは魔術の国なので)創作に利用しました。
錬金術(化学)に関しては、ちょっと調べてもわからないので
これに関しては、未修得ということにして話を進めました。
第40話 失われし魂を求めてへの応援コメント
とても興味深く拝読させていただきました。レビューコメントに挑戦しようかとも考えたのですが、浮かんだキャッチコピーが
「乾きが癒されるような知識の流れ」で、何か変なので止めました。
ところで、お願いなのですが、この『失われしモノを求めて』という作品を私のエッセイの中で紹介させていただきたく思います。
私のエッセイ『世界史資料を読んでみた』は簡単で短くサクサク読めるのが特徴だと思いますが、あまりにも説明不足で雑過ぎて、間違っているところもあると思い、私のエッセイに簡単さだけではない、知的好奇心をもって読んでくださっている方に、大変申し訳ないです。
そんな方に『失われしモノを求めて』を紹介できたらいいなと思います。
作者からの返信
火浦マリさま
わたくしの『失われしモノを求めて』
一気にお読みくださったようで嬉しい限りです。
また、ギフトもありがとうございます。
さて、この作品は、大学生の時以来に、久々に書いた長編小説で、かなり〈堅い〉感じの仕上がりになってしまったのですが、気に入って下さったようで嬉しい限りです。
さて、エッセイにおいて取り上げてくださる件、自分としては何ら問題はありません。
ただ、この作品を書いていて、自分も勉強不足や、知識の不十分さを実は感じてしまって、
それが、実は、別の作品『オリュンポス・マキア』において、ギリシア神話を最初から学びなおそうという動機になっています。
とまれ、遠慮せずに取り上げてください。
それでは失礼いたします。